新世代とか次世代とか言われている暗号通貨が儲からない理由

【問】P2P暗号通貨が詐欺師にとって最良の商材である点を述べよ。

という問題が出題されたとしたら、どう回答するか?

【解答】お金を集めて破たんしても責任を取らなくて良い点。 という答えになる。

通常ならお金を集めたら色々と責任が発生する。 例えば、銀行が破たんすれば国や引き継いだ銀行が補てんするし、詐欺会社が自転車操業で営業して最後に破たんすれば、逮捕されたり訴えられたりマスコミに叩かれたりする経営者がいる。

しかし、P2P暗号通貨にはそれがない。Bitcoinのプロトコルに大バグがあっていきなり明日これの価値がゼロになったとしても、中本哲史(仮)が責任を取るわけでもないだろう。 なぜなら、P2P暗号通貨最大の特徴が、中央=運営者=責任者が存在しないことだからだ。

最初にやった人間が儲かり責任は取らなくてよく、しかもFintechとかブロックチェーンとか何だか良くわからないけど凄そうな宣伝文句があると来れば、これは詐欺に使えそうと考える連中が現れるのに違いない。

だから、雨後のタケノコのようにどんどん出てくる。

Bitcoinのソースコード(オープンソース)をちょっと変えて適当な次世代暗号通貨Xを作る。 しかし、次世代暗号通貨XはBitcoinをパクっただけなので、オリジナルBitcoinのように技術的な面白さから価値があると思う人が現れて自然発生的に広がることはない。

ピコ太郎が自然発生的に有名になって稼いでいるからといって、それをマネした二番煎が有名になることがないのと同じだ。

そこで、この新暗号通貨をプロモーションをするために通貨取引所を一歩進めて、暗号通貨Xを売る営業部隊をつくる。 営業トークは、将来、暗号通貨Xの価格が物凄く上がるから今から買いましょう。Bitcoinの成功を見たでしょ? ってな具合。どんどん営業してバリバリ広げる。

WEBサイトはもちろん、SEO、セミナーなんかで、安易に儲けたい人を集めればいい。国の極秘プロジェクトとか、権威付でもしとけば、もっと売れるかもしれない。 価格は言い値だから、高くしておけば、それだけ営業部隊が儲かる。

暗号通貨を買う側からすると、営業部隊に支払うコストが発生するから嘗てのBitcoinのように一気に上昇することはない。 営業費用は暗号通貨Xに流れずに営業部隊の取り分となるのだから、むしろ買ってすぐに損をしている状況だ。

つまり、次世代暗号通貨Xが儲からない理由は、
1.自然発生的に広がらない点
2.1が原因でBitcoinと違って営業費用がかかっている点
だから、儲からない。

次世代暗号通貨だかパクリ通貨だか知らんけど、Bitcoinの再来という感じで売ってくる連中には気を付けた方がいい。

何とかコインとかいうBitcoinパチモノ暗号通貨の営業の方が来たら、こう聞いてみては?

世界の要人に通じているのですよね。そして、最上流の情報を手に入れることができる。 それなら、なぜ数年前、肝心のBitcoinの情報を教えてくれなかったんですか?」 と。来るの数年おせ〜よ!!!!!!!

これは、今、パチモン暗号通貨を売りつけようとする連中が決して最上級の情報など掴めていないという証明に他ならない。

Welq(ウェルク)よりサーチエンジン会社が邪悪

テレビなどでも追及をされ始めたWelq。

SEOなる手法で、デタラメなパクり記事を検索結果の上位に上げて儲けていたのが一般の人にも暴露されている。

テレビではWelqが悪いとばかり取り上げているが、共犯者の存在が完全にスルーされている。共犯者とは邪悪なことをやらないと宣言している「神」ともよばれるサーチエンジン会社だ。

最近、検索のやり方をTVCMで大量に流しているから、マスコミは叩きにくいのだろうか?

ページに関連キーワードを大量に埋め込むという古典的なSEO手法を駆逐するページランクアルゴリズムで一気にサーチエンジン会社の頂点に立ったGoogle。 しかし、SEO側も手を拱いていたわけではなく、大量のゴミページを作成してSEO対象のページに対してリンクする手法でページランクに対抗。結局インターネットが汚くなっただけで、Google側は新たな対応を迫られる事となった。

そこで、ページランクに加えて、コンテンツ量(ページ数や記事の文字数)の多さ(質ではないのはWelqで証明済)、携帯電話にページが対応しているかなどを使って評価するようにすると、 SEO側はクラウドソーシングなどを利用して、長くてパクリだが真実じゃない記事を大量に作り始めた。更にインターネットは汚くなった。

実際、Welqのページが軒並み検索結果の上位を占めているのだから、SEOの効果は確かにあるのだろう。

そして、近未来、Google側はディープラーニング等のAIを使って記事を評価して質の高い記事を見抜こうとするだろうが、SEO側もAI+クラウドソーシングで対抗するのに違いない。そして、もっとインターネットは汚くなる。

このように、検索結果をランキングにする限り、永遠のいたちごっこが続くことになって、インターネットの汚染がどんどん進むことになる。

ゴミを撒き散らしながら、これだけSEO努力が続けられる理由は、SEOが施されず検索結果の上位に存在しないものは、例えオリジナルであろうとも存在しないのと同じだからだ。 実際、今回のWelqの件で、GoogleはオリジナルのコンテンツよりもSEOが施術されたWelqのパクリ劣化記事のほうを上位に表示していた。

つまり、検索結果上位の情報もまた、永遠にその質を保証されないということになる。

とすれば一番の問題点は、SEOでもWelqでもなくて、永遠のいたちごっこを誘発する「検索結果のランキング制」ではないのか?

一見、あまりに見慣れすぎていて、それしか方法がないようにも見える検索結果のランキング表示。この部分、10年前から全く変わっていないのだが、変えることはいくらでもできるはずなのに(Listbrowserはその一例)。 なぜ変えないか?

それは、検索結果のランキング制こそが、サーチエンジン会社の収益源だからだろう。 もし、上位表示という概念そのものが崩壊すれば、誰がサーチエンジン会社にお金を支払って上位に広告を掲載するだろうか?  SEO共々、サーチエンジン会社の収益源SEMもオワコンになる。

私がListbrowserを製作したのは10年以上も前の話だ。しかし、サーチエンジン会社の問題は当時から変わることなく、今回Welqのような騒動を引き起こした。

AIなど煌びやかな部分をみると、ものすごく進歩しているように見えるが、彼らの本質的な部分はほとんど変わっていないのかもしれない。

いい加減、古臭い検索結果ランキング頼みのビジネスモデルを転換してほしいものだ。そうでなければ、今後もインターネット上にSEOによるゴミが増え続ける。サーチエンジン会社によって。

WELQなどの「まとめサイト」に騙されないための検索方法

検索で上位にあるものが正しいわけではない

検索で上位にあるものは資金を投入しSEOといった技術を使って上位に表示しているものがほとんど。つまり、上位表示されているものには裏がある。

ユーザーが検索結果を上位しか見ない理由は単純

現状のブラウザが使いにくいからで、その使いにくさを示す端的な例は、検索後、誰にでも確実に訪れます。無数のページから1000件まで絞り込むのはサーチエンジンのおかげで1秒足らず。しかしその後は、目的のページを発見するまで延々と「クリック、戻る」を繰り返し、20件も見ればもういいとなってしまうのです。残りの980件にはもっと適合するページがあったかも知れないのに、たいていの人は時間と気力の問題からあきらめてしまいます。これだけIT技術が進んだコンピュータ上で、このようなあまりにも単純であきれた作業が今日も世界中で繰り返されていることを思うと、その損失は莫大なものであろうと推察されるわけです。

しかし、検索エンジンのランキングが主な収入源(検索エンジン広告)であるサーチエンジン会社は検索のランキング制を守るためにこれを改善しようとせずに、別のアプローチを試みています。

サーチエンジン研究

つまり、利用者が求めている最も適したページを表示しようと、主にランキング精度の向上を目指して研究を続けているわけですが、私から見れば方向が間違っているように見えます。Googleが登場したときはすごいと思ったのですが、それ以後アルゴリズムの改善がなされているのにもかかわらず、それほど変わったとは思えません。はっきりいえば、人それぞれ単語に込める思いは違い、人間ですら思いはなかなか伝わらないのだから、サーチエンジンにそれを求めるのは酷というものでしょう。 さらに、Googleは流行りのAIを利用してゴミ記事を排除しようと試みるだろうけど、SEOをする側もAI+クラウドソーシングを使ってゴミ記事を大量生産するので、いたちごっこになる。結局ランキングの精度は向上しない。

順位づけの意味

サーチエンジンのランキングによって売り上げが大きく変動する商用ページの場合、ランキング上位ページと下位ページの間に、どの程度、ページそのものではなく、提供するサービスや品質の違いがあるのか? これがはっきりとしない現状では、ランク付けは有害ですらあります。

実際、デタラメでパクリ記事を量産するWELQなどのまとめサイトが検索結果の上位を占め、不正確な情報を広めると同時に、本来オリジナルであるはずの医師が書いたページが逆に下位に押しやられるという、重大な問題が生じております。

現状のブラウザのネック

上記の様々な問題は、ブラウザに多数のページを素早く閲覧する手段がない……人は短期間に大量ページを閲覧できないといった制約条件がある場合に限り発生します。 つまり、そのような手段を持たない現在のブラウザは、人に無意味な作業と無駄な時間を要求し、事実上一部のページしか見ることが出来ないのでインターネットの多様性を破壊し、しかも、不正確な情報しか閲覧できない生産性の低いソフトだと結論付けられるのです。

私はシンプルに、サーチエンジンに任せきるのではなく、人がたくさん見て判断するのが重要だと考えます。

改善策 Listbrowser2016

さて、いつまでも生産性の低いブラウザが主力であってよいはずがありません。特に企業はブラウザの使いにくさのために無駄な給料を支払っている場合ではないのです。そこで、筆者はある1つのブラウザを開発いたしました。どんなコンセプトのブラウザかは以下の動画をご覧ください。

1000ページのサイトを素早く見る。そんな新しい操作性のブラウザです。このブラウザの前では、1位に表示されているSEOに毒された上位のサイトも、100位に落とし込まれている下位のサイトも、全て等価にしてしまい、さらに操作性を向上させることによってインターネットに存在する情報全体の閲覧数を向上させます。これを使えば、上位に表示するためのSEOは無力化することでしょう。

Listbrowser紹介記事 日経BPさんのサイトに「検索結果を大量に「早見」できる検索専用ブラウザー」として紹介されていました。読むと作者の説明よりかなり出来がいいので、詳細はこちらをご覧ください。

Listbrowser2016 無料ダウンロードは↓から。

http://chinese-homepage.com/mysoft/Listbrowser.zip

iCloudカレンダー(iPhone、MAC)の出席依頼を使った新種スパム、再び中国より到来か?

Macbook pro 買った。

設定してみたらiPhoneと同じように中国からのカレンダースパムが表示される。iCloudカレンダーにデフォルトで接続されてしまうのだから仕方がない。iPhoneしかりMACしかりというわけだ。黙ってカレンダーアプリのアカウントにあるiCloud「このアカウントを使用」のチェックを外し、代わりにGoogleカレンダーを追加した。抜本的ではないが、表示だけは一応消えます(クラウド側には残されたままなので)。

3週間前、11月初めの1度目の来襲の時、Apple社に真っ先にこの新型スパム報告して対策を求めたのに、まだ何もやっていないのか、Apple社が無為無策で手を拱いている間に、再び大規模なスパム攻撃が11月最後の週末にかけて行われたようだ。

iphone カレンダー 出席依頼 スパムの第二波が来襲。

中国側のスパムチームがスパム攻撃ツールを完成させているのは明らかで、再攻撃は時間の問題だと前回に書いたが、今回それが実行に移された。

今回のスパムで利用された「出席依頼機能」自体はGoogleカレンダーにもある。しかし、Googleカレンダーではこれほど大量のスパムが表示されることはない。つまり、Googleはスパム行為を厳しく監視していることを意味していると思う。もちろん、Googleが完全に安全だと言えるわけではないだろうけど。

Appleのクラウドは、その問題対応スピードも含めて大きくGoogleに劣るということなのだろう。このスパムをブロックしようと思えば、それほど難しい技術的ハードルがあるわけではない。単純に同じ文章を何度も書き込む奴や異常なくらい大量投稿してくる奴を締め出せばいいだけだ。それにもかかわらず、1度ならず、2度もあっけなく大規模攻撃を許したとなると、そう考えざる得ない。

せめて、2030年過ぎまで延々と知らない予定で埋められたカレンダーをユーザー側が消せないというなら、Apple社側が特権で削除するくらいのサービスはして欲しいところだ。

もう、iCloudカレンダーは使わないけど、Apple製品を買って設定する度にこれが表示されるのはとても鬱陶しいしうんざりする。

追記 20161130
昔、ツイッターアカウントを乗っ取り、偽レイバンサイトのスパムをやっていた中国のスパムチーム‥

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/26/news125.html

この連中が、今回のiCloudカレンダースパムを引き起こしたのだろう。また同じ、偽RayBan(レイバン)の宣伝やってる。日本hp RayBan買いだめ2折。。「2折」って日本ではこんな言い方はしない。

非常に迷惑な連中だけど、こんな数さえ送ればいいというスパムに引っかかる人はほとんど居ないだろうし、額面通り目的は本当にスパムによる宣伝なのかな? 宣伝にしては仕事が適当すぎるというか。むしろ米国IT企業の信用失墜により効果が上がってるのだけど。

iCloudカレンダーを使った新種スパム、中国より到来【新加坡金沙って何?】

Androidをずっと使っていたが魔が差してiPhone7plus買う。

早速設定して、アプリを立ち上げたりしているとき、Googleカレンダーの代わりにiPhoneにはiCloudカレンダーがあるのかと眺めていると、身に覚えのない中国語の予定が知らぬ間にこれでもかというくらい登録されてた。iPhoneのカレンダーがスパムに埋め尽くされていて、初iPhoneが届いてすぐに途方に暮れることになる。

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クラウドだから同じスケジュールをPCのブラウザでも見れるので、そちらも見てみると全く同じ状況。こりゃ参った。

新加坡金沙(22700700.com),注册送58元,首次存款10元再送20元,百家乐、老虎机、体育竞猜、时时彩等百种博弈游戏,存取款30秒,支持微信、支付宝、第三方、银联等快捷支付!

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まだiPhoneを使い始めたばかりなのに、既に2030年12月まで未来の予定でいっぱい。15年分のスケジュールがギッシリ。iPhoneのカレンダー大丈夫か???

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もしかして、iCloudにあるデータをハッカー様に抜かれた?

そこで、Appleのサポートに電話してみるとiCloudカレンダーには「出席依頼機能」というものがあって、AppleID=メールアドレスを知っている人間なら誰でも招待状を送り付け、カレンダーのスケジュールを占有できることがわかった。
Appleの担当が言うには、この報告事例は初めてらしく新種のスパム攻撃であるらしい。

データの漏れは無かったが、第三者が勝手にスケジュールに書き込むことができ、しかもこれを拒否する手段もなければ、削除することも一切できないという。今時、Appleという最先端IT企業にしては、ステキすぎるセキュリティ仕様のiCloudカレンダーであった。

この中国スパムチーム。広告のためにスパムしているのだろうけど、とにかく量が大切だという思想のもと2030年まで全力で埋めてくれたおかげで、怪しさ全開。誰もこのサイトを見に行くことはなく広告効果はゼロに近いだろう。一体何をしたいのか不明だが、AppleやiCloudカレンダーの信頼を棄損するには役に立ったのでは?

広告にせよ、Appleを貶めるのが目的にせよ、こんなこと中国の人件費も高いのでいちいち人海戦術でやっている筈もなく、iCloudカレンダー向けスパムボットを開発したのに違いない。ということは、Appleが改善しない限り、今後はこの手の被害が増えることになる。なにせ、アップルIDはメールアドレスに過ぎず、公開情報だから収集は非常に簡単だ。

Appleにはオープンすぎるお花畑仕様をやめてもらって、第三者からの出席依頼を拒否する機能とそれを削除する機能を可及的速やかに実装してもらいたい。

そもそも、これだけのスパム的連続書き込みが第三者から行われているにも関わらず、一切ブロックしないなんて、クラウドの仕様としてはセキュリティホールに近い。今時、初心者が作った掲示板スクリプトでも同一文の連続書き込みしたら、拒絶するように作るだろうに。

同一IDからの大量書込みや同一文書込みを拒絶していれば、ここまで酷いことにはならなかったはずだし、きちんと監視していれば何らかの対策を講じることも不可能ではない。一番の問題点はここで、Apple側ではiCloudに対するスパム行為を全く監視していないのかもしれない。

Appleの担当は本社に伝えると約束してくれたものの、いつ改善されるのか全く不明なので、取り合えず、AppleIDのメールアドレスを別のものに変え、iCloudカレンダーの利用を中止してGoogleカレンダーを使うことにした。一般的な話にすぎないがGoogleはスパム行為を厳しく監視しているので。

もし、icloud.comのメールアドレス取得していると「出席依頼」があるたびにメールが飛んでくるらしい。筆者は使い始めたばかりで設定していなかったので助かったが、設定していたら凄い数のメールが来たのに違いない。

今回、iPhoneを初めて購入して即座にトラブったわけだけど、Appleのクラウド部分は完全にGoogleに水をあけられている感じがする。

今回のスパムは怪しすぎて全く効果がなかったのに違いないが、このセキュリティホールを使ったうえで、送り先に合わせて作られたスパム(知り合いの名前等が書かれているとか)がやって来たとしたら、思わずそこに書かれたURL等を開いてしまうかもしれない。iCloudを使う場合は今後も注意が必要だろう。

Uberが自動運転車で未来にやろうとしている事を、自転車で今実現した中国の新ビジネス【mobike 摩拜单车】

中国と言えば濁流のように街を流れてゆく自転車の大群を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。ほんの一昔前にあったこの光景は今は車やバイクに取って代わられ大気汚染を引き起こし、その澱んだ空気が日本にも流れ込んでPM2.5問題を引き起こしている。自転車大国だった中国は今や自動車大国となっているのだ。

自動車大国となった中国では、自動運転車の開発には続々とIT企業などが参入し開発が急ピッチで進んでいるが、この分野での世界の覇権を狙うと同時に、運転の最適化による資源の節約と環境負荷の低減といった目的も存在していると思われる。

また、Uber的な商売は中国では一般的で、最近は筆者もタクシーにほとんど乗らずこういったサービスを利用している。日本と違ってこの手のサービスが一般的になったのは、タクシーの既得権よりも環境負荷の低減のほうが優先されたためだろう。こちらも中国における自動運転研究の方向性と同じで、皆が皆、車を持ち始めたら、この国は一体どうなるという大きな危機感があるのに違いない。

中国にとっては、自動運転車もUber的カーシェアリングサービスも、危機を克服するために必要不可欠だと思われているのだろうし、将来はこの両者が結合してより進んだサービスが提供されることを中国の人々はしっかりと見通しているのだ。車のエンジンハードを改善して数パーセントの燃費向上に資源を注ぐよりも、はるかに大きなインパクトを与えそうなソフトウェアに重心を置いている。

カーシェアリングサービスが最終的に目指しているのは、車を皆が所有するのではなく最低の台数をシェアして現在または将来の移動需要を満たすことだろう。交通の最適化ができれば、余計な車が道を走ることもなく、渋滞も引き起こされない。そのためには人間を超えた管理が必要だろうしドライバーが居なければより安く便利にこのサービスを提供することができる。安くて便利なら自家用車よりこちらを選択する人が主流になるだろうから、これなら環境負荷を大きく低減可能だろう。

自動車というハード自体をユーザーは買わなくなり移動のみを購入するようになるから、ハードの提供は現状のように一般車を利用するのではなく、Uberのような会社自身が、デポジットを利用者から徴収して提供することになるのに違いない。この場合、日本が得意とするエンジンの燃費よりも、利用予測や最適ルートの選択などのソフトウェアが重要になる。自動車産業の在り方を劇的に変えるインパクトが今後5年程度で訪れる。

どんな車が提供されるかと言えば、長期連載が終了するジャンプのこち亀に乗り捨てタクシーなるアイディアが披露されていたが、あんな感じになるのだとおもう。つまり他人が居ない状態で乗り捨てができるシェアされた車だ。漫画では自分で運転するようになっていたが、実現するものは自動運転車になるだろう。

さて、こち亀の乗り捨てタクシーの話、無人の自動車では2016年現在自動運転の技術が確立していないので難しいが、無人の自転車ならどうだろうか。自転車に乗り適当なところで乗り捨ててる。その自転車を他の誰かが乗りまたそれを乗り捨てる。料金は何らかの方法で回収するという新ビジネス。これなら技術的な問題はなさそうだ。このビジネス実行しようとしても、日本なら放置自転車として行政に回収されてしまうのに違いない。しかし、中国は違うようだ。

中国の街中をよく見れば、歩道の半分が駐輪場になっていたり、自転車専用道があったりと自転車大国だったときの名残があちらこちらに残されていて自転車に対して非常に寛容な政策が取られていることがわかる。今では自転車より数が多いバイクがこれらの施設を利用しているが、もちろん自転車でも利用可能だ。

最近、上海の街を歩いていると銀色フレームにオレンジ色の車輪の自転車をよく見かける。それらの自転車は歩道に放置されていたり、自転車置き場に置いてあったり、或いは人が乗っていたりするが、すべて同じものだ。車体にはQRコードあり、サドルに「用車1元」と書いてある。

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これぞまさしく乗り捨てタクシーならぬ乗り捨て自転車! Uberが自動運転でやろうとしていることは、現在の技術だと「自動車」なら難しいけど「自転車」なら今すぐにできるわけだ。自動運転も要らないし。しかも都市部なら2~3km移動したい時も多いから自転車で十分だし、環境負荷も低い。

ビジネスの仕組みはこんな感じ。自転車版Uberみたいなアプリで料金決済や自転車のロックの解除(QRコードを読み込んで開く)、自転車がある場所の検索が行える。専用自転車にはGPSや携帯が搭載されていて、中央サーバに位置情報や課金情報を送信している(たぶん)。客は必要なときに使って、自転車をロックした上で歩道なんかに乗り捨てる。GPS搭載とはいえ、行方不明になる自転車も多そうだけど、そういったロスを考慮に入れても利益が出ると判断したのだろう。

app

やっているのは「北京摩拜科技有限公司」という会社。商標はmobike。社長は元Uberの人間だ。どうりでUberが未来にやろうとしていることを今できたわけだ。

http://mobike.com/

かつては自転車王国と言われたこの中国で、この自転車を使ったニュービジネスは根付くのだろうか。こういったものが成功すれば確かに中国の環境は若干にしろ良くなると思うのだが。

中国人は留学に向けたTOEFL試験攻略に孫子の兵法を最大限に使う

TOEFLという英語の試験(留学用)があって、ものすごい数の中国人が受験しているらしく、中国国内のどこの試験会場も予約でいっぱいで大盛況らしい。

筆者はTOEFLの試験そのものには全く興味が無い。ただ、知り合いの中国人がTOEFLがどうのこうのと言って専用ソフトを使っているのを見て「中国人のTOEFL試験対策」には少し興味を持ったので調べてみた。

TOEFLの平均点数がアジアでも下位だから日本人の英語力も低いと言われている。実際、日本70点に対して中国は79点。それぞれの国の英語に自信がある人が受けているのだろうから、確かに結構差をつけられているようだ。

さて、このデータが意味するところは、点数どおり日本人より中国人の英語力が優れているということだろうか? それは分からない。ただ、知り合いを見る限り中国人が日本人と異なる戦略と戦術を以てこの試験に取り組んでいることがわかった。

まず、TOEFLという試験は受験料が高いという特徴がある。一回受けるだけで230ドル=23000円もする。10回受験すれば23万!
次に問題を公開しないという特徴がある。これでは過去問を解くという試験の王道的戦術が難しい。

つまり、この試験は数をこなして慣れることが非常に難しい試験であるようだ。大金を払わないと、孫子の兵法「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」を実践できないような作りになっている。
だから、多くの日本人は予備校が作った想定問題とかで練習を重ねることになる。

さらに、この試験の特徴として点数にカウントされないダミー問題というものが出題されるようだ。過去問と同じならばそれがダミーだとある程度見分けることができるらしいので、予備校の想定問題より実際の過去問をやったほうが遥かに有利だ。逆に、有利になるから過去問を公開しないとかいろいろと制限があるのだと思う。

しかし、さすが孫子の国の中国。敵の調査には余念がないようだ。受ける人間が桁違いだから、ネット上でも様々な攻略法が飛び交っていてそれがシェアされ徹底的に研究されている。規則第一の日本ではこの方法は難しいだろう。このテストの場合、確か問題を他人に教えてはいけないという話もあったかと思う。

その情報共有の集大成とも言えるのが、知り合いの中国人がやっていた「中国TPO」といわれる攻略ソフトで、何十回分の過去問が組み込まれ、本番と同じ環境で受験できるので正に敵を知る最高の手段だろう。この秘密兵器の有無で、試験攻略の時間に大きな差が付きそうだ。

そんな便利なものが、何でもアリのいつものタオバオで100元(1500円)くらいで売られていたり、中国のTOEFL攻略サイトで無料で配られていたりするから、中国のTOEFL受験生には100%普及している。

中国人の点数が日本人より高いのは、このような教材が格安或いは無料で手に入るといった点も大きいのではないだろうか。つまり戦略としては知的所有権や契約を無視。その戦略から導き出された戦術としては過去問情報のシェアや本番と同等の環境でのトレーニングだ。

アメリカあたりに留学するならライバルは中国人の可能性が大きいのだから、相手の手の内をしっかりと調べないと勝てないということなのだと思う。もしかすると、それもテスト出題者の隠された意図なのかもしれない。

Listbrowserでネットを見る限り、中国TPOそのものは、日本でも一部には「中国問題」などとして知られているようだ。

ちなみに、中国語でTOEFLは「托福」。日本で有名なTOEICについては、中国では全く知名度がないようで、知り合いもそんなテストは知らないと言っていた。

なお、筆者は受験したことはありません。念のため。

日本の病院が中国人などの外国人を受け入れる場合の治療費は200%

無保険の外国人が日本の病院で診察治療を受ける場合、いくつかのパターンがあることが分かった。

1.外国人は診察治療費が200%になる病院。
2.基本200%だが、日本語ができれば日本人の無保険者と同様の100%の病院。
3.外国人でも100%の病院。

少なくてもお金さえ払えれば外国人であるからといって拒否されることはないと思うが、その費用には大きな差があることがわかった。

200%の費用が必要な理由を病院側に聞いたところ、外国人の場合、病院側で中国語などの通訳を用意しているところもあり、そのコストがダイレクトに跳ね返っているとのこと。
また、外国人自身が通訳を用意したとしても、第三者を通して話すと時間がかかり、それだけでコストの増加要因になってしまう様だ。

また、診察治療ではなく健康診断でも同様の傾向がみられ、日本語が可能かどうかによっても価格が変動するところもある。

このような200%対応を取る病院は医療ツーリズムなどの外国人受け入れに積極的な大病院が多い。しかし、大きな病院でも、確認すると100%でやってくれるところもあるので、医療機関によってその対応はバラバラになっているようだ。

無保険の外国人を日本の病院に連れていくときは、この点をよく確認をしたほうがいいだろう。なにせ診察治療費が倍額になるのだから。

日本人の無保険者と同じで100%払えばいいと考えていると痛い目を見る場合もある。

WEBサイトを速読するためのWEBブラウザListbrowser2016リリース

SEOやSEM(広告)に惑わされずに、必要な情報を検索できる無料ブラウザアプリ

リストブラウザの最新版、Listbrowser2016をリリース(2016年7月29日版)。

必要環境
Windows7 sp1 以上。

ダウンロードはこちらから。

日経BPさんのサイトに「検索結果を大量に「早見」できる検索専用ブラウザー」として紹介されていました。読むと作者の説明よりかなり出来がいいので、詳細はこちらをご覧ください。

修正点。
・ハイライト時のクラッシュ現象の修正
・Listbuttonの追加(タブレット用のリスト操作)。

ポケモンGO、中国版の配信はしてないが、パチモンGOならある

世間では、報道の自由を標榜していたジャーナリストへの文春砲以降、マスゾエさんの時からお茶の間の大好評コンテンツだった都知事の報道が何故か激減し、そのテレビの間隙を埋めるようにポケモンGOが凄いという話ばかりになり、任天堂が妙にニンマリするという、風が吹いたら、どこまで桶屋が儲かるんだろう‥という展開になっていたりします。

さて、そのポケモンGOですが、もちろん中国では配信していない状況です。
中国の政策として、海外で流行りのネットサービスが出てくると、まずは国内企業の類似品を育て、それが十分な競争力を持ってから、海外のオリジナルをちょっとだけ入れたり、全く許可しなかったりするわけです。

ポケモンGOはゲームというよりも、一種のプラットフォームになる可能性を秘めてますから、当然、国内企業優先になるはずです。といっても露骨にはダメとはいわずに、色々なハードルを設けて、海外ネット企業の動きを束縛するのが定石です。

例えば、中国の法律だと、地図自体、中国企業以外は提供できないはずだし、サーバも中国国内に設置する必要があるので、位置ゲーをリリースするには、中国企業との提携が必須なのではないでしょうか。

また、政府の重要施設に近づかないように確実にする必要があるだろうし、ポケモンを出現させて人を集めることができる仕様も変更を求められるかもしれない。

そんな面倒な許可やらなにやらやっているうちに月日は流れ、似通った中国製サービスにオリジナルがその座を奪われてしまうわけです。そんな理由でポケモンGOが中国で大成する可能性は低そうに思えます。

そこで、早速、パチモンGOがウォーミングアップを始めています。
その名も「城市精灵GO」
中国でポケモンGOは「口袋妖怪GO」ですから、妖怪か精霊かの違いはあるものの似ています。しかも、わざわざGOをつけて、俺がパクるぞ!と 自己主張感満々の名前に仕上がっています。

また内容も、現実の地図情報を基に、現実の場所にモンスターを捕まえに行って、それを育ててバトルするという点で同じようなものです。

このように、中国でポケモンGOが流行るためには、幾重にも乗り越えなければならないハードルがありそうです。