中国で流行らせるにはまず日本で流行らせろ
最近、中国で人気なのが「酵素」関係の商品です。 日本の流行が中国へ飛び火したらしく、欧米の流行が日本に伝わるのと全く同じパターンです。 訪中するときに、買ってきてほしいと、中国人の知人よりリクエストされました。
この状況、ネットや訪日中国人の増加で、瞬時に日本の情報が中国に伝われるようになっているためではないかと思います。 急がば回れ、中国で流行を造り出すよりも日本の流行を輸出したほうが手っ取り早いということなのでしょう。
さて、この酵素ダイエットサプリ、ご飯を食べつつ運動もせずに痩せたいという欲望を叶えられそうなイメージを醸し出すために、酵素というなんとなく科学的根拠が有りそうな名称を使ったのだと思います。 実際の効果は不明ですが、この手の科学ワードタイプのサプリは、中国でも容易に受け入れられるようです。
科学的根拠より科学的イメージが大切というのは日本でも中国でも同じなんですね。 とすると、酵素の次は、水素サプリでしょうか。
水素もどちらかというと科学的なワードだし、日本でも流行しているようなので中国でも人気がでるかもしれませんね。 ちなみに、筆者の知人は、水素サプリはまだ知らないと言っておりました。