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年金こそ、20世紀の共産主義に代わる21世紀の波乱要因

一旦先進国になったにもかかわらず、何故、どんどん貧乏になっていくのか? 本当に格差社会とかのせいなのだろうか。周りを見渡しても、明らかに親世代より貧乏なんだが。 そもそも、金持ちが悪いという話は、共産主義でも散々言っていたが、共産主義国は皆グダグダだったので、真犯人は別に居るのではないかと思う。

筆者の見たところ、犯人は年金だ。 それは、年金という仕組みが、生産性のない人間をどんどん増やす、歪んだ仕組みだからだ。

ある年になったら一律に働かなくていいとなれば、本来働けるはずの人間も生産性0の領域に入ってしまう。 それらの人々を養うために、増税を進めるが、限界もあるので、まずは国内でどんどん借金もする。

増税なので、貯蓄もできなくなって国内の資金が枯渇すれば、最終的には海外から借金するようになる。 当然、現役世代としては、増税なので子供に回る資金が減って、少子化になり、ますます税収は減る。

それでも年金制度を続けるならば、永遠に借金を続ける必要がある。 国立競技場と同じで、わかっちゃ居るけど止められないというやつだ。 しかし、ギリシャのようにいずれ限界が来て、破綻。預金封鎖になる。

このように、年金というのは働ける人間の働く気を0にし、増税によって現役のやる気も削ぐという点で、共産主義に匹敵する恐ろしいシステムだと思う。

しかも、民主主義だと生産性0の人間でも選挙権は同じなので、ギリシャのような国民投票の結果となる。 あるいは、日本のように、当然の権利と勘違いしているから年金テロを起こすやつも出てくる。

この制度もいずれ、共産主義のように、あんな馬鹿な制度はないという話になって、完全に崩壊することになると思う。 20世紀の共産主義、21世紀の年金と、人類の黒歴史として名を連ねることになるだろう。

それまでは、民主主義である以上、変えようとしても変えられないとうことで、ダラダラとづづくが、ニッチモサッチも行かなくなって、ある日突然終末を迎える。 で、被害にあうのは、現在しこたま年金保険料を取られている現役世代というオチ。

21世紀世界に混乱をもたらす年金。イスラム国よりこっちのほうがはるかに大きなインパクトを世界にあたえるのではないだろうか。

中国の結構若い人が、なんかすごい勢いで年金に怒っているのを聞いたことがあって、曰く、絶対返ってこねーよとか詐欺だとか。どこの国にもある話なんだなと。ギリシャもそうだけど普遍的な欠陥制度なんでしょうね。

老人向け、クラウドワーキング・派遣アプリとか、そういう系を今から構築しておけば商売になるかもしれない。