中国ねこ事情。上海で猫を飼う③ 避妊手術

14年夏に拾ったときは生後2~3ヶ月。どんどん大きくなってゆく白黒モモ猫。秋が終わり冬の初めごろには3kg以上の体重になっていたと思う。年が明けて1月の終わりになると、夜中にニャー、ニャーと凄い勢いで鳴くようになった。

暫くしたら収まるかと思ったが、一向にその気配はない。猫は昼間にしっかりと睡眠を取りベストコンディションで夜中に鳴きまくるので人間の方が寝不足になってきた。

どうも発情期になったらしい。そういえばモモ猫も一歳近い。
鳴き声を止めるにはマタタビをあげるとか色々とある様だが、最終的解決には避妊手術しかないようだ。
室内飼いなので可能性は低いと思うが、メス猫の場合、避妊しておかないと猫がどんどん増えてしまうという話もあるので、手術をやることにした。

以前、猫を拾ったばかりのころ猫用品を買いに近くにあったローカルのペットショップに行ったときに、小汚い手術道具が置いてあったのを見たことがある。
この錆びたメスみたいなので施術しているのかと少し驚いた記憶があったので、上海で安心できる動物病院がないかと探してみた。

日本人が多い古北に近い呉中路に、日本人獣医師の居るところがあるというので行ってみることにした。
正伊動物診療所という動物病院で当然日本語も通じる。
http://www.zepets.com/hospital/index.html

設備もきれいだったので、ここでやってもらうことにした。麻酔をやって手術をするので、手術後すぐのモモ猫は瞳孔が開いている感じ。
ねこ

手術後は一日入院。一週間くらい後に抜糸。(糸が溶けるタイプではなかった。)それまではエリザベスカラーを付けるので、モモ猫もご飯やトイレがやりにくそうにしてた。
費用は2000元くらいしたと思う。高い。。が、ここは上海なので仕方がない。

避妊手術は、一回目の発情期を前に手術をするのがベストとのことだが、うちのモモの場合は後でも特に癖は残らず、以後発情期で鳴くことはなくった。
今でも夜中に走り回る場合はあるが。

手術前の雑談で、ネコを日本に連れてゆく手続きなどを代行できるような話をしていた。
中国から猫を日本に送る場合は、検疫関係でいろいろと面倒な手続きが必要なので、そういう場合にはお世話になると思う。

中国ねこ事情。上海マンションの庭に居るノラ達

中国のマンションは防犯上の観点から住人しか入れないように、カードを使ったセキュリティゲートがあるゲーテッドコミュニティになっている。こんな構造は日本では一部の高級住宅以外あまり見慣れないものだが、中国では一般的だ。

マンション内部は外よりは交通が緩やかで比較的生きやすい(環境は厳しいが)から沢山の猫がいる。ここの住人が捨てた猫なのか、他のところから持ち込まれたのかは不明だが、マンション自体が高額で比較的所得が高い人々が住んでいるから、あえてここに捨てる人も居るだろう。ちなみにノラ犬はあまり居ない(マンションガードマンにより即保健所行き? なのか、犬より猫が捨てられやすいのかは不明)。

n1

ノラ猫に餌やりする風景も。ちゃんとキャットフードだ。

n2 n3 n4上海マンションの庭は結構緑が多い n5

最近、国の政策としてゲーテッドコミュニティを禁止するような話が出てきた。
しかし、そのような状況になったら、マンション建築時には誰も庭など作らずに、ひたすら建物のみを建築するに違いない。

マンションのノラ達にとっては生きにくい世の中になりそうだ。

中国ねこ事情。上海で猫を飼う②

不意にやってきた白黒猫。知り合いの家(日本)でも白黒猫を飼っていて、20歳くらいで死んだばかりだ。
その猫の名がモモ。ということでこの猫も「モモ」と命名。
中国語のモモ(陌陌)は知らない人という意味。拾い猫だから由来不明なので悪い名じゃない。

マンション飼いなので、トイレもタオバオで調達。
アイリスオオヤマの製品? が普通に手に入った。150元くらいだったと思う。

餌は本当にいろんなものが手に入る。

C360_2014-09-22-22-06-44-175
あとこの上海モモ猫はPCが好き。

C360_2014-10-11-23-58-18-927

続く。

中国ねこ事情。上海で猫を飼う①

14年の夏。上海。気温が上がらずひんやりとした夏で、例年のような蒸し暑さはまったくなかった。
マンションの庭に白黒の子猫が居た。誰かが餌をやっているのかプラスチックの皿がある。冷夏の雨で水が溜まりキャットフードがふやけている。

子猫を人が通るたびにその横を歩いてニャーと鳴いている。生後一ヶ月くらい。捨て猫だ。
中国でも捨て猫が多い。餌をあげる人もいるから、そのまま大人になってマンションの庭を縄張りにした野良猫も数匹見つけた。

c1

上海は餌がもらえたとしても猫にとって住みやすい土地とは言えない。
マンションの庭は増加する車の駐車場と化していて、人間を押しのけて車が走っている。
まして猫など完全無視で、マンション内の道でひかれてしまった猫のしかばねを見ることもあった。

餌をあげたりする人も居る。でも、拾って飼うとなると話は別だ。
それでも、イヌを飼っている人がいたりするので、誰か拾う人が居るかもしれないと思ったが、いつまでたってもその白黒は居た。

歩いていると、その子猫はいつも寄ってきた。
私は、この国の人間じゃないし、飼えないと思って通り過ぎようとした。
そんな通り過ぎを何度かやっているうちに、別の猫が車に引かれたらしく道に横たわっていた。
マンションの住人らしき若い夫婦がその猫を横の芝生に移していたが、もはや虫の息で間もなく息絶えた。

知り合いが田舎に連れて行ってもよいというので、遂に白黒猫を部屋に持って帰る。
汚いのでフロで洗ってノミを取る。

猫を飼うときに役に立つのがネットショップだ。
タオバオには猫餌でも猫トイレでも、必要なものはなんでも揃っている。
海外製の餌や日本向けに輸出されているトイレの砂なんかもあったので買いそろえた。

C360_2014-08-23-11-59-18-243

続く。