中国で闇ワクチンが大問題に

山東省の業者が200万個ものワクチンを無許可で生産し、24の省市で5.7億元売上げたとのこと。

今回の容疑者は2009年にも同種の犯罪を犯し、懲役3年執行猶予5年の判決を受けていた。
彼はまだ執行猶予期間内にも関わらず、医学部卒業の自分の娘とともに、より大きな生産体制を整え、今回の犯罪を引き起こしたようだ。

新聞やニュースには、最も重要な被害状況は全く見当たらないが、SNSなどの非公式な情報によれば死んだ人なども居るとの記述がある。
また、一般的にワクチンを打つのは子供が多いので、子供を中心に被害が広がっているとも言われている。

中国国内では非難の声が高まっている。特に子供が被害を受けたということで、メラミンミルク以来の大騒ぎになりつつあるようだ。

中国ねこ事情。上海マンションの庭に居るノラ達

中国のマンションは防犯上の観点から住人しか入れないように、カードを使ったセキュリティゲートがあるゲーテッドコミュニティになっている。こんな構造は日本では一部の高級住宅以外あまり見慣れないものだが、中国では一般的だ。

マンション内部は外よりは交通が緩やかで比較的生きやすい(環境は厳しいが)から沢山の猫がいる。ここの住人が捨てた猫なのか、他のところから持ち込まれたのかは不明だが、マンション自体が高額で比較的所得が高い人々が住んでいるから、あえてここに捨てる人も居るだろう。ちなみにノラ犬はあまり居ない(マンションガードマンにより即保健所行き? なのか、犬より猫が捨てられやすいのかは不明)。

n1

ノラ猫に餌やりする風景も。ちゃんとキャットフードだ。

n2 n3 n4上海マンションの庭は結構緑が多い n5

最近、国の政策としてゲーテッドコミュニティを禁止するような話が出てきた。
しかし、そのような状況になったら、マンション建築時には誰も庭など作らずに、ひたすら建物のみを建築するに違いない。

マンションのノラ達にとっては生きにくい世の中になりそうだ。

上海の不動産暴騰スパイラル

上海郊外。この建物にエレベータはない。下水の臭いが漂うほの暗い階段を登ってゆく。
塗装が剥がれ落ち、乱雑に書かれた電話番号や宣伝が貼られている壁が、まるで廃墟のような雰囲気を醸しだしている。
足を止めると、途端に真っ暗闇に包まれる。その度に、地面を蹴飛ばして音を響かせ明かりをつける。
中国の集合住宅によくある音感知型ライトだ。

扉を開け部屋に入ってみる。階段通路に比べれば小奇麗な感じではあるが、昭和時代のような古びた部屋。
築25年程度とのことだが、築100年でも驚かない。

上海物件上海物件

それでも、このマンションには6千万円の価値がある。今年に入ってから2千万円高くなった。
案内をしている不動産屋によると、この住宅を購入するには月に2万元のローンを組む必要があるそうだ。
2万元といえば、円安の今は40万円近い金額。年収480万円だとして、そのすべてをローン返済に回す必要がある。

昭和な感じ

千葉県松戸あたりなら、都心へ20分程度で品質はよく物件価格は3分の1程度。
日本たたき売り状態にくやしさを感じた。日本の優れた物件が上海の廃墟のような物件より遥かに安いなんて。
質や技術という付加価値が、中国のでたらめさに敗北してしまったのだろうか。
上海は異常で、日本は時が止まっている。

中国経済が悪くなってきているので商売は儲からない。
株も暴落したので信用できない。地方都市の不動産なんか上がらないということで、中国全土の金がある人が北京、上海、深センあたりの物件を買い始めた。
買うからまた値上がりするという拡大スパイラルが続いている状況だ。

エレベーター
郊外にある、5千万円のマンションのエレベーター

もはや、中国でまともな商売をやって、一級都市の不動産投資のリターンに打ち勝つ事は不可能ではないのか。
上海に滞在している邦人の、それを言っちゃお終いよという話に中国に初めて来たとき商売やらずにマンション買ったほうがリターンが高かったというものがある。
これは、多くの中国人も感じている実感だと思う。

もともとは住宅価格を釣り上げて庶民を馬車馬のように働かせるという戦略なのかもしれないが、馬車馬も働いたら負けということを最近は悟り、住宅価格の値上がりに期待している。

上海郊外
上海のかなり郊外にあるマンション。見かけは綺麗だが中身はボロイ

株でなく地方でなく商売でもなく、とにかく北京、上海、深センの不動産を買うという流れが、一体中国に何をもたらすか。

ガラクタマンションでも作るのには資源がいる。例え無駄になる資源だとしても、安かった資源価格が上昇に転じる可能性があるかもしれない。

中国の待機児童

中国の病院に行くと、女医さんをよく見る。
統計を調べてみると医師の約半数が女性と、20%弱の日本より遥かに女性の割合が高い。
そういえば、路線バスの運転手も女性が多いし、知り合いの中国人はみな共稼ぎだ。

奇妙な話だが、中国では女性が輝く社会がすでに実現されているということになる。

保育園に行く子供は都会のほんの一部で、子供の面倒は夫婦どちらかの親が見るのが当たり前になっている。
親と同居していない場合はどうしているかといえば、子供を実家に預ける。
民工(出稼ぎ労働者)だと、実家に帰るのは春節に一回の場合も多い。
年一回の親の帰りを待って、実家のある村で待機している児童が沢山いる。

そこまでして共働きする理由は二人で稼がないと暮らしていけないという生存環境の厳しさがある。
ひとたび病気になれば大金が必要とか、老後の保障が何もないとか。
つまり、生き残るために必要だから共稼ぎをやっているわけで、そこから子供の処遇を含めたすべての行動が始まっている。

中国という現実からわかることは「女性が輝く社会」は生存環境が厳しくなると実現するということ。
逆に日本の場合は生存環境が緩いから実現していないとも言えるだろう。

「公共の保育園に入れない」が日本では「待機児童」とされている。
もし待機児童をゼロにするとしたら、現在民間施設を利用していたり、そもそも利用していない潜在的な利用者の親も公共施設に行かせる。
公共施設のほうが安くて施設も充実。バックが国で安心。民間施設を使う理由が全くない。

公共施設のほうが優れている理由は単純に税金が投入されているから。
もし、税を投入せずに子供を預ける親にコストを全部回せば待機児童問題は無くなるのではないだろうか。
親も自分の収入と相談して、自分でみるか、親に預けるか、ある程度安い民間に入れるか、高コスト体質の元公共施設に入れるかという選択になるから。

公共施設で待機児童ゼロということは損得勘定抜きだから最適化は起こらない。つまり競争力が低下する。
老人に3万円ばら撒くより待機児童に資源を投入したほうが価値があるとおもうが、行政が何でもやるというのは無理があると思う。

隣に中国という大国があり、中国を含めた世界中の国との経済競争して日本は生活している。
その競争に負けた場合の「悲惨」を日本の人々は忘れてしまったのかもしれない。

中国には敗北が持つ生々しい恐怖が今も存在し、必然として中国の「待機児童」は生まれ、日本やアメリカとの激烈な競争に挑んでいる。
彼らは勝利するつもりだ。勝ってより豊かになるつもりでいる。

日本の「待機児童」の親に迎撃準備は出来ているのだろうか。日本の知恵が試されているわけだ。
知恵を必死に絞っているから、中国より今のところ生活水準が高い筈だから。

中国ねこ事情。上海で猫を飼う②

不意にやってきた白黒猫。知り合いの家(日本)でも白黒猫を飼っていて、20歳くらいで死んだばかりだ。
その猫の名がモモ。ということでこの猫も「モモ」と命名。
中国語のモモ(陌陌)は知らない人という意味。拾い猫だから由来不明なので悪い名じゃない。

マンション飼いなので、トイレもタオバオで調達。
アイリスオオヤマの製品? が普通に手に入った。150元くらいだったと思う。

餌は本当にいろんなものが手に入る。

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あとこの上海モモ猫はPCが好き。

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続く。