中国インターネット事情
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QQ、QQユーザーへの手紙を発表。なにか壮大に自白しています? QQvs360

カテゴリ : 
中国のネット業界
執筆 : 
chinese-homepage.com 2010-11-4 17:25

「親愛なるQQユーザーへ、あなたがこの手紙を読む時、私達は非常に難しい決断をした事をお伝えしなければならない。360会社がQQに対するプラグイン侵害、悪意のある誹謗中傷を停止するまで私達は360のソフトが入っているコンピュータ上でのQQの運行を中止にする事に決定した。……」これが11月3日に発表された。

つまり、今後ユーザーはQQと360のどちらかを選択しなければならない。二者択一だ。

それに対して360も声明を出していて、ユーザーがQQを使うことを一時停止して、飞信、MSN、阿里旺旺など他のIMソフトを使うことを呼び掛けている。
また、360は「扣扣保镖」のダウンロード及びその公式ページを閉鎖した上に、ユーザーが「扣扣保镖」をアンインストールすることを要請した。

ちなみに、大体のネット投票では360の支持率の方が高いです。
コメントを読むと、QQが大企業である点や、どのソフトを使うかはユーザーの勝手だとか、既に金払っているのに他社のソフトが入っているから使えないって何事だとか、他社の良いサービスをパクる点を指摘するものなど、QQに否定的なものが目立った。

現在のところ、これが中国ネット界最大の話題となっているのだが。。

そんなことよりも今回のQQの手紙、プログラム屋の立場でいうと、もうこれは完全な自爆じゃないのか
少なくてもQQというアプリケーションは、インストールされたPC上にどのソフトがインストールされているかを勝手に監視(Windowsレジストリのスキャンやプロセスのチェック)していて、それをインターネットを介してサーバに送信する機能が実装されているとオフィシャルに認めてしまっているようなものだ。
さらに、サーバ上には個人PCにインストールされているソフトの監視用DBが構築されていて、インストールされているソフトによってQQサーバにログイン不能にする機能も実装されているのかもしれない。

これってQQを批判する360が言っていた事だが、まさかQQ自身で言い放つとは。逆に360側も「扣扣保镖」は何やらヤバイソフトだと認めているし。
この不毛な紛争の戦場となる中国ネットユーザーのPCが無事か? さしずめ大国同士の戦争に蹂躙される小国のようなものかもしれない。

ちなみに筆者は、そんな中国のアバンギャルドで素敵なソフト達が悪さできないように、あらかじめバーチャルPC上にインストールしてます。


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