中国インターネット事情
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Yahooのトップに、”ソニー 「本気」の対中戦略”とあるけど、マジか?

中国メディアも熱狂した「本気のソニー」 とある。すごいな。

でも本当に熱狂してんのかなぁ。周りの中国人の話題にすらなっていないんだが。

そんなときの百度指数だ。

なんかあまり変動がないんじゃないかな。

ということで。結論としては、全く熱狂してねえ。

1000ドル乗せに迫るBitcoin。中国名:「比特币」。
その相場を支えているのが、今までは金や不動産に投資をしていた中国富裕層のおばさん「中国大妈」。

Bitcoin取引量の6割を占めるという中国で、高額投資者の4割が女性だというから、
「中国大妈」がいよいよ動き出したと中国では報道され話題となっている。

大きなリスクをモノともしない中国投資おばさんの主導によって、今後、Bitcoin相場は更に過熱することになるだろう。
Bitcoinは参加者の数によって価値が決まるシステムだから、彼女達の即断即決の行動は意外と正しい判断なのかもしれない。

Bitcoinの仕組みとか理屈はどうでもいいようだ。

廃墟になりそうなマンションでもBitcoinでも「中国大妈」にとってみれば、儲かればそれでいいのである。
逆に、儲からねーとなったら一気に居なくなるだろう。

知り合いの中国人女性もそんな動きを見せている。

1.コンピュータを使ったマイニング(発掘)という手法で入手可能
=錬金術や発掘ではなく、実際は提供した決済システム機材のレンタル料を貰っている。

2.政府や銀行など、コアとなる決済システムがない
=皆が持ち寄った適当な機材で作った決済システム。機材を提供した人には1の通りレンタル料が払われる。

3.国や銀行が後ろ盾にいないなら、通貨である以上、その信用の根源は何?
=利用者数と、逆に国や銀行に依存しない決済システムそのものの価値に基づく。Googleとかのネット企業でも利用者が多くシステムが優れていれば株価が高いのと同じ。
つまり、利用者数が多くなるほど価値が高まる。

そして重要なことは、ここ最近の中国ではBitcoin関連の報道が毎日行われ、多くの中国人がこれを金銭の一種だと認知し始めていることだろう。この数週間で一気に風景が変化したといった感じである。

何故、中国で急激に認知が進んでいるのか?

1.最近のBitcoin相場の急激な上昇で、Bitcoinで大金持ちになった人物が続出。それが報道されていて、儲かりそうだという雰囲気が漂っていること。

2.中国でも経済成長が鈍っている今、株や不動産は昔ほど儲からない状況になっているので、新たな投資先が求められていたこと。

3.国や銀行に依存する通貨が本当に安全か? という疑問が中国には昔からあり、富裕層は大量の米ドルを買っていたが、中国元からみれば万年ドル安傾向だし、そもそも米ドルもそれほど信用しているわけではないこと。

こんな要因があるのではないかと思う。今後中国で多くの利用者を獲得することになるのは間違いなく、それによって、Bitcoinシステムの価値はさらに高まることになるだろう。

中国政府も今は黙認といった感じで、米国に流れるよりこちらに流れる方がマシだと考えているのかも。もしかしたら、米ドルを基軸通貨から引き下ろす役者の一つになるかもしれないと、ほんの少しだけ期待しているのかもしれない。

Bitcoinは買うだけじゃなくて、コンピュータによって作り出すことができるという。
これをBitcoinマイニングというらしい。

作り出すというと、なんだか無から有を生む錬金術のような感じをうけるが、実際は決済システムのレンタル代を貰っているといった感じだろうか。

つまり、普通の銀行の場合なら銀行自身のコンピュータを使ってATMなどの各種サービスを提供して稼いでいるけど、Bitcoinの場合はBitcoinシステムを支えるコンピュータを提供した人にお金が入るようになっている。

様々な人が色んなコンピュータを持ち寄って作られたこのBitcoinというシステム。
持ち寄ったコンピュータが強力であればあるほど、システムへハックすることが難しくなるようで、より強力なマシンを持ち込んだ人には多くの報酬が支払われる仕組みになっている。

しかも、システム提供者が増えたり、コンピュータが強力になると自動的に報酬の分配量を抑制し、さらなる高性能ハードの出現を促し、Bitcoinシステムをより強固なものとしてゆくというから、自己組織化するシステムともいえるのかも。

ということで、最初は普通のPCでもビットコインを支えるシステムとして足りえたのが、どんどんエスカレートして、最近は専用ハードを使わないと全く報酬をもらえないという状況にまで難易度が上がってしまった。

その専用ハードを中国タオバオで探してみると、11月17日からわずか1週間でみな品切れ状態になっている。ガイガーカウンター以来の大フィーバー現在進行形というわけである。Bitcoin価格の高騰がこの状況を作り出しているのだが、一体いつまで続くのだろうか。

このBitcoinのシステムそのものはよく考えられているのでセキュリティ的に強固そうだが、人間へのインターフェイスが絡む部分は弱そうな感じがする。

中国の銀行ならネットバンクの部分はパスワードとハードウェアによる2重認証になっているが、Bitcoinの操作を人間がするWalletというソフトにはそれがない。そのうち対策が取られる可能性があるが、今は弱点っぽい。

価格がこれだけ高いと、それを狙って成りすましやらパスワードを盗むウィルスが大量に巷に溢れ出すのは時間の問題だろう。今後中国からマイニング数が桁違いに増加し発掘難易度が大幅に上がることが考えられる今、弱点を狙ったウイルスを作った方が簡単だからだ。

Bitcoinを盗み出し、使われていない世界中にあるWallet(Bitcoinが話題になったので、使ってみようとWalletを入れたが、発掘できないので放置されているものなど)を複数経由して、自分のWallteに振り込むとか。

すでにウイルス開発プロジェクトが何百、何千と走っているのだろうなぁ。
Bitcoinのサイフをみたら、0になっていたなんて事が続出するかもしれない。

Bitcoinシステムとしてのセキュリティは強力だけど、一番のバグは、エロサイトとか見てウイルスを招き入れる人間というオチですね。中国の場合は最初からPCにウイルス入りの場合がありますけど……

中国でも話題になっているBitcoinについて、中国当局からの談話が発表された。

11/20日に人民銀行副頭取が初めてBitcoinについて触れ、
「人民銀行の立場からいえば、しばらくBitcoinの合法性を認める可能性はない。しかし、Bitcoinの取引はネット上での売買行為として、一般大衆は参加する自由がある」と述べ、大衆の取引について容認するような態度を示した。
また、「Bitcoinは示唆性に富んでいるので、個人として注目している」と述べた。

彼の発言の背景はこの2週間のBitcoin市場が急成長をうけたもので、中国国内最大の3つのBitcoin取引プラットフォーム、BTC中国、okcoin、火币网が示したデータによると11月に入ってからの平均取引量は、先月の同時期に比べ2倍以上の成長を示している。

11/19日、FRB議長バーナンキ議長は、FRBにはバーチャルマネーを管理監督する権限はないとのべ、また、Bitcoinなどのバーチャル貨幣には将来性があるかもしれないと、慎重だが祝福する態度を示した。その影響を受けてBitcoinの価値は一時的に8,000元を突破した。


ビットコインについては以下参照
http://www.bitcoin.co.jp/


中国では最近、株よりも不動産よりも儲かるということで話題になっていて、余っている金が大量にこれに流れ込んでいる様子が伺えます。人民銀行の副総裁の発言もあっていっそう加熱している状況です。

とはいっても、もちろん実際の通貨よりはかなり総額としては少ない。
http://blockexplorer.com/q/totalbc
トータルが12,026,625となっているので、1ビットコインが800ドルだとすると、100億ドルちかいが、倍でも200億(2兆円JPY)ドルに過ぎない。
これは一見すごい金額に見えますが、普通の通貨に比べるとやはり大したことはありません。
200億ドルっていうと、米国の電気自動車会社「テスラ社」の時価総額程度。
或いは、ソフトバンクが米スプリントを買った価格……そんなものです。

全部合わせて一ベンチャー企業や一子会社の買収程度の金額なので、もっともっと、Bitcoinがデフレしないと既存の通貨に取って代わることは難しいわけですよね。ここに、多くの人間を引き付ける要素があるのだと思います。
仮に日本の流通量を賄うとしたら、どの程度デフレする必要があるでしょうか? おそらく相当なデフレ率でしょう。それをみこうしてか、

「ビットコインの整除可能範囲
厳密にビットコインは小数点以下8位0.00000001まで割ることが可能。さらなる小額ビットコインの提供は必要性により将来登場するかもしれない」
と公式サイトにあります。

怪しさは満点なのですが、HTMLが作られてWEBサイトという形でインターネットが一般化し始めた時やmp3の出始めにも似ているような雰囲気を感じます。このbitcoinはハイパーテキストに続いてインターネットが世界を変える第二幕になるのかもしれません。

YoutubeはYouku(中国の動画サイト)の劣化版じゃないのかと思う時がある。
この世界のネット状況を何一つ知らない人を連れてきて、YoutubeとYoukuを視聴させた場合どちらに軍配を上げるだろうか?
先入観のある我々はYouTubeと答えてしまうところだが…ネットの状況を全く知らない人なら、最後まで閲覧できるYoukuに軍配を上げるのではなかろうか。

どう考えても途中までしか見れん不完全なYoutubeより、全部見れるYoukuのほうが優れている。
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるよう にすること」というGoogleの社是から言っても、YoutubeはまだまだでYoukuこそ完成系だといえそうだ。

中国国内で提供されている様々なサービスでは、世界中のコンテンツがタダ同然どころか、無料で提供されていて簡単にアクセスして使うことができる。
今では、中国のテレビはネットに繋ぐだけで、中国全土のテレビ局、世界の数多くのテレビ局の実放送、動画コンテンツ、世界中の音楽、ゲーム、カラオケ等のコンテンツが完全無料で楽しめる。
つまり、世界中にあるコンテンツが最も整理され、アクセスして使えるようになっているのが、現在の中国だということになる。

この状況のおかげで、中国人のデジタル製品に対する消費が大きく刺激され、商品開発サイクルが高速で回り続ける。
近年の世界的なインターネット、スマホ、タブレットなどの技術革新の裏にあるものが、中国なのは間違いがないだろう。
さらに、この状況は中国国内の技術蓄積を早め、日本企業はもとより最大の家電メーカであるサムスンすら脅かすことになるのは時間の問題だろう。

中国のネットは規制があるから大したことはないとか思うなかれ。実は最も規制の存在しないネットという一面も持ち合わせているのだ。
この点を見落とすと、中国の進撃スピードを見誤ることになる。

Googleの進撃スピードと同じように中国の進撃スピードが恐ろしく速いのは、図らずとも結果として同じようなことをやっているからということになる。
それは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるよう にすること」だ。

中国でGoogleを使うと、繋がらなかったり妙に遅かったりと、快適さは全くありません。
日本にいるときの快適なGoogleが懐かしいわけで、
仕方なしにVPNでも使って安定させようとすると、今度はGoogle側が繋げてくれません。

どうやら、ボットと勘違いされているようです。
Googleは利用者に対し常に人間かロボットかを判別するチューリング・テスト的なものを行っており、どうもVPNから来た人に対してロボット判定をする場合があるようです。


んで、こんな画面がでて、お前は人ではなく自動クエリーロボットだろ! と怒られ、
まさに金盾に勝るとも劣らぬ勢いで、利用者の検索をはじき返してくれるわけです。
しかも、これが出ると、その後はしばらくGoogleで検索できません。

中国の利用者はこのようにGoogleからものけ者にされているわけですが、Google側も、もし完全に人間とボットを区別できるのならそうしているはずです。
Googleの技術を持ってしても、検索クエリーだけで人間とボットを判別することは容易ではないのでしょう。
まあ、そんなものができるくらいなら、人間が書いたサイトなのか、それともSEO用の自動生成サイトなのか、もう少しちゃんと見抜いて順位をつけるはずです。
これが、自動化技術の権化であるGoogleの限界なのでしょう。

とりあえず、Googleは面倒なので、同じGoogleのエンジンを使っている「Yahoo Japan」で代用しています。
こちらは、人間だロボットだと、いちいち面倒なことは言わないので、なかなか便利です。

ちなみに、同じPCでも日本では問題ないので、ウイルス感染で自動クエリというわけではありません。

中国では金色iPhone5sが大人気だという。

金色+最新型+アップルブランドと中国人の物欲を刺激する要素満載で、通常6000元のところ品不足で1万元の値がついているという。

しかし、口の悪いインテリ層は、あれは土豪携帯だと陰口をたたいている。

土豪というのは、中国で最近流行の言葉で成金という意味。今年9月9日の「Weiboにおける友達になろうイベント」が発祥だという。 


「成金さん、お友達になろうよ。 放せ!」という画像

その言葉がiPhone5sゴールドの発売により一気にブレイクし、あんな金色のiPhone5sを買う奴は土豪に違いないということになり、金色iPhone5sには「土豪金」の称号が送られている。

土豪金iPhoneの利点は、以前はこの色がなかったので、誰にでも最新型であることをアピールできること。

まさに、面子と見栄を最大限に考慮する土豪のツボにはまった、妙なヒット商品というわけである。

インテリに陰口をたたかれても気にしないのも土豪のすごいところで、そんなの気にしていたら中国では金持ちにはなれないのだろう。売れ行きが衰えるようすはないようだ。

元高なのに、いきなり価格が3.5倍以上パワーアップしたOffice。
2010が169元(2,710円)だったのに対し2013は何と599元@京東商城(10,000円)。土地神話に守られたバブルマンションの先を行く上昇率。
元高+3.5倍の値上げですから、マイクロソフトは2013に相当自信があるのかもしれません。

以前の記事で日本のOfficeは高すぎると書いたのだが、元高もあり、以前より価格差が是正されてきているようです。
でもまだ差があるので、日本のamazonで中国からの平行輸入品が販売されている。
しかも、この記事を書いた時点では、日本で買う方が京東より安い……。日本語もOKみたいですね。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=office+2013

中国の人よりOffice2013を安く使えるかもしれませんが、amazonのレビューを読むとあまり機能が良くないみたいなので2010を持っているなら、買わないのが賢明かもしれませんね。

最近話題のクラウドソージング。
誰でも参加でき、結果のみが評価されるというこの仕事。
日本でも東欧でも国はどこでもいいから、プログラムやコンテンツを一番早く安く作れるやつがエライというこの単純さ。
ここでは、ユニクロの社長が言っていた同一労働世界同一賃金が既に達成されているわけです。

こんなものがあると、この内部では先進国補正がされずにまったくなく同一の競争に曝されるのみならず、現在は先進国補正が効いている仕事にも影響を与えることになると思われます。
日本で給料が下がっているのは、単に世界的に見るとまだ高いから均衡に至るまで下がり続けているということなのかもしれません。

逆に中国はといえば、最近は人件費が高騰していると言われますが、実際はどうなのでしょうか。
元高に伴って、海外から見るともはや中国は安くはないという話もあります。

実は大卒就職内定率35%と日本の氷河期などと比べものにならない厳しい状況です
正社員になれた人の給料は高いのでしょうけど、ダメだった人もいきなり工場とか農業で就職するわけもなく都市に滞留し、ホワイトカラーの仕事を狙うわけです。
そんな沢山いるミスマッチな人々の吸収先として、中国のクラウドソージングがあったりします。
そして、供給過剰ですから、やはり中国内でもかなり安く仕事をしてくれます。
日本よりは未だ給与水準の低い中国でも、まだ安いということです。

つまり同じ仕事(オフィスワーク)を処理する場合に、

日本の正社員がやるより安く
日本の派遣社員がやるより安く
中国の正社員がやるより安く
日本のバイトがやるより安く
中国のバイト以下で

出来る可能性がかなり高いということになります。

中国のクラウドソージングサイトは「威客网站  Witkey site」と呼ばれていて「猪八戒」という中華風のネーミングのサイトが最大手。タオバオにも沢山クラウドワーカーが居ます。
このサイトを筆者も使ったことがありますが、便利です。もちろん仕事にはバラつきがありましたが。
これらの中国氷河期世代のクラウドソージング部隊が世界に出てゆくと、世界的にクラウドソージングの価格が下落するかもしれせん。

http://www.zhubajie.com/
米ドル支払可とある猪八戒

一部の高レベルなプロフェッショナルは、このプラットフォームが有ることによってより稼げるのでしょうけど、他の大多数は生き残るのが精いっぱいという状況に陥りかねません。
クラウドソージングが会社そのものの概念を変えてしまい、ブラック企業のほうがまだマシだったと、そんな旧型の会社を懐かしむ日が来かもしれませんね。

やっぱり普通に考えると、やっている大多数の人間はあまり儲かりそうもないんだけど、フリーランサーをうまくまとめてマネージメントする扇の要のような人物にはチャンスがあるかもしれないと思いました。
実際に中国のクラウドワーカーを100人くらいつかって一つのこと(投稿文章や写真、動画の判定といった単純なことではない)をやろうとしたら、結構マネージメントに創意工夫が必要だったので。

先進国補正にまだまだ期待したい我々としては、後は日本語の難しさに賭けたいところです。しかし、中国では英語の次に日本語やっている人が多いのでこのバリアーもどこまで頑張れるか。

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