中国の大学事情 優秀な大学生は有名大学に居る? それとも……

中国の大学と聞いて、日本人になじみが深いのは北京大学ではないだろうか。

しかし、中国で最高の難関大学は、実は清華大学である。この清華大学は理系が強く中国の現国家主席が卒業したことでも有名である。

さて、中国に進出をしたら、現地の人材を大いに活用する必要がある。

何を基準にすればいいのか?

日本であれば、大学を基準にするところも多い。

確かに東大を出ていれば、それなりにすごいのだろうなと考えてしまうものだが、中国で清華大学を出ていれば、本当にすごいのだろうか?

実は、中国には変わった入試制度がある。

端的にいうと、地方出身者は都市出身者にくらべてはるかに高得点をとらないと、同じ大学に入学できないというものである。

数点の差ではなくて数10点から100点に及ぶという。これは、まるで別次元の学力の差ではないだろうか?

例えば、合格ラインが北京の人なら550点だが、地方出身者なら650点が必要になるという話であった。

これを逆に考えると、都市民の有名大学の学生より、地方出身者の2流大学の学生のほうが優秀だなんてことにもなる。

学力だけが、その人の能力ではないが、有名大学出身だからといって、必ずしも学力的にも優秀というわけでもなさそうだ。

それにしても、中国の教育制度は奥が深い。日本なら即抗議がきそうなやり方だ。