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中国語版GoogleBook? 番薯网は中国語図書サーチエンジン「雲閲読」を公開した

Googleなんてもういらない! と言える中国はある意味すごい。

日本のネットビジネスの停滞に比べたら中国の動きは速く、新しい国産サービスが次々に立ち上がってくる。

Yahoo,Googleをはじめとして、ツイッターまで、全て米国に押さえられている日本にも独自サービスがほしいところだ。

ベンチャー投資がフリーズしている日本ではなかなか難しいのだけど、それだけに羨ましい。

日本の大手企業がわけもわからずクラウドクラウドと言っている姿はある意味滑稽であるが、中国にもクラウドという概念が一瞬で伝わっている今日、それでいいのだろうか。

3月23日午後、番薯网(www.fanshu.com)が中国語図書サーチエンジン「雲閲読」を公開した。

名前の感じは、クラウド読書といった感じだろうか。

「雲閲読」プラットフォームは多種の端末でユーザーに“いつでも・どこでも”閲読サービスを提供することができる。 

中国語図書サーチエンジンは最初は10万冊の正式版図書の検索サービスを提供する。

将来は正式版図書は60万冊まで増加する予定だ。

「雲閲読」は世界の初めての知的所有権を持つ中国語図書サーチエンジンと表明しているが、

その優れた点は、
1、正式版中国語図書の全文検索が可能。例えば、電子文献の基本情報に対する検索、全電子文献の全文検索、ある特定の出版物の全文検索など。
2、ピンイン入力など、中国語の特色に合った検索機能を備えている。
3、ネットショップにつながっているので、読者は直接に検索した図書を買うことができる。
4、拡張性。理論的には無限に図書を増やすことが可能。

であるとされている。