中国インターネット事情

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リーマンがゲームユーザーの主力に。中国、ゲーム会社の売上倍増も事務員の生産性1/2か

国内最大のオンラインゲームポータルサイト「17173」(www.17173.com)は《2009年度17173中国オンラインゲーム市場のユーザーの研究報告》を公表した。

報告書の内容によると、オンラインゲームの十大企業は去年第3四半期だけで売上が55億元に達したという。

また、プレーヤーの職業はサラリーマンは33.5%を占め1位、かつて主力だった学生は21.6%で2位となった。

17173のマネージャー張潔は、社会人のユーザーが全体プレーヤーの73.5%を占めると表明した。

学生より可処分所得が高いサラリーマンがオンラインゲームの主体となることによって、安定的な消費を期待できるという。

そして、それはさらにプレーヤーのARPU値(1ユーザー当たりの平均収入)を増加させる。

ユーザーのマスボリューム層でも、ARPUは60—100元から200—300元まで増加する見込みがあるという。
   
統計によると、中国のインターネット利用者の中で、オンラインゲームを使う割合は62.8%だという。

3億人くらいいるから、1.8億人がゲームやっている中国はゲーム大国だ。


しかし、経済的に見るとどうなんだろう。

中国で仕事をしてみるとわかる事ですが、中国人の同僚が結構QQとか仕事中にやってました。

QQはビジネスでも使うんですが、そうじゃない私的なやつをカチャチャチャと。

そして、今度はネットゲームかい! と。

ラオバン(ボス)が切れそうなブツがまたまた投入されるという事態だ。

ARPU値は2倍になっても、事務所の生産性は1/2になりそうな話である。