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アリババがPayPal決済プラットフォームを“速売通”に導入

4月27日、アリババとPayPalは、グローバル“速売通”プラットフォーム(www.aliexpress.com)のユーザーはPayPalでも支払うことができると発表した。

今回の協力により、“速売通”の売り手はPayPalのシステムを採用してグローバル取引を行うことができる。同時にPayPalを使って、“速売通”プラットフォームで購入する商品代金を支払うこともできる。

PayPalとの成立する新しい協力関係で、売り手はPayPalのアカウントを登録する必要がなく、アリババがまとめてPayPalに手数料を支払う仕組みになっているという。

アリババは独自の電子決済プラットフォーム“支付宝”を持っている。しかしアリババのCEO衛哲は、ユーザーが1種だけのサービスを使うことを制限するのは、取引双方の選択を狭めることだと述べた。彼の話によると、オープニングは非常に重要であり、特にアメリカでPayPalは最も重要な支払方法の1つだという。

ユーザーの需要を満たすように、アリババは高速、安全で便利な支払い方法を提供する必要がある。そのため、PayPalのような会社との協力が極めて重要である。

PayPalは世界の先端のオンライン決済プラットフォームで、全世界の190の市場で8400万以上のアクティブアカウントと約800万のビジネスアカウントを持っている。PayPalが使う貨幣は24種類ある。