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中国 個人輸入の免税幅を縮小。個人輸入品値上がりへ。淘日本にも影響か?

先日、国家税関総署は《关于调整进出境个人邮递物品管理措施有关事宜》(出入国郵送物品管理措置の調整に関する関連事項)を発表した。公告の内容によると、9月1日から、税関免除の制限は今の400元(香港・マカオ・台湾地区)と500元(他の国家と地区)から50元に下がる。関税税額が50元(50を含む)以下の貨物は関税の徴収を免除する。個人が香港、マカオ、台湾地区へ郵送するまたはそこから郵送される物品は、毎回の限度額を800元と制限する。その他の国家及び地域へ郵送するまたはそこから郵送される郵便物は、毎回の限度額を1000元と制限する。

新しい政策の登場はネットの代理購入するサービス業務に対してどんな影響を与えるか? 淘宝網でスキンケア製品を代理購入するショップを経営しているオーナーの話によると、新しい政策が実行される前に、海外から価値が1500元の化粧品を郵送する場合、支払い税額分は1500×50%-500=250元。しかし、9月から、支払い税額分は1500×50%-50=700元。

つまり、新しい政策の影響を受け、海外から商品を代理購入する個人ショップのコストは大幅に増える。海外から化粧品、粉ミルク、電子製品、および贅沢品などを代理購入するサービスは値上がりすることになると予想される。新しい政策の公告が出した後、多くの代理購入店毎日の販売量は約30%上昇したという。最近、多くの売り手はできるだけ海外から多くの商品を購入している。

紹介によると、新しい政策は個人商店にとってはショックですが、専門の販売サイトには影響があまり大きくないという。

淘日本を狙い撃ちってやつでしょうか? これでは運送料(含関税)は高くなる一方。逆に香港あたりから密輸で入れている業者が繁栄する? タオバオとは関係ないですが、スクラップ業者の話などを聞くといろいろと厳しくなっているようなので。このような物にも同じような影響が出てくるんでしょうかね。