通称 国営マンガ喫茶と同じような機能のサイトが中国に誕生。「国家动漫产业网」

数年前、国営マンガ喫茶なるハコ物「国立メディア芸術総合センター」を日本政府がお台場に作ろうとしていたのを覚えているだろうか?
政権交代で中止になった例の案件である。
この施設は日本の漫画・アニメ、ゲームなどを収集して展示する予定だったらしい。もし、これをハコ物ではなくネット上に構築するといったなら、多少結果は異なっていたかもしれない。
いずれにせよ、国がいろいろと手を出すようになれば、もはや面白いアニメやゲームは無くなるだろうから、やめて正解だったのではないだろうか。

近頃、中国はネット上にその「国立メディア芸術総合センター」と同じような機能を持ったサイトを構築した。

8月26日に、中国のアニメ・漫画産業情報のサイトが北京で正式にオープンした。このポータルサイトの名前は「国家动漫产业网」で、ドメイン名は「www.dongman.gov.cn」である。アニメは动漫(動漫 dongman)なので、www.dongman.gov.cnというわけである。

このプラットフォームには、産業情報、産業研究、海外開拓、地方コラム、人材育成、データベースサービスの6チャネルがある。

また、企業と政府、及び北京、上海、天津、重慶など31の地方ページが設定されている。情報発表プラットフォームは多くのユーザーが同時に写真、文章、動画などを発表することをサポートするという。

さらに、このサイトの電子行政プラットフォームでは、アニメ・漫画企業の認定と年度審査、重点アニメ・漫画製品の認定、産業データの統計と公告、ニュース、メールなどのサービスを提供している。

データベースサービスでは、アニメ・漫画企業、海外企業、教育機関、アニメ・漫画製品、知的財産権などの項目があり、各種データを検索できるようになっている。

「国家动漫产业网」は「扶持动漫产业发展部际联席会议办公室」が主催している。運営の担当者は「中国文化传媒集团」である。

オープンしたばかりのためか、まだデータベースにはあまり登録されていないようであるが、アニメ会社等の情報は見ることができた。ニュース配信の部分では日本の今敏氏死去のニュースなども伝えられていた。

さて、これが出来たことによって、つまらないと言われている中国アニメが面白くなるか? それは全くの謎である。