中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国 共同購入で出品者がトンズラ。サイト運営者が全額返金へ

今年6月25日、共同購入サイト「糯米网」で北京三里屯にある「Game Park」というゲームクラブのサービスを提供した。消費者は43元で元333元相当の「Game Park」の消費券あるいは333枚のゲーム通貨を買うことができると言うものだ。

しかし、8月27日、「Game Park」ゲームクラブは休業通知を張り出した。そのため、「糯米网」はメールで共同購入活動に参加したすべてのユーザーに8月31日前にゲーム通貨を全部消費することを要求した。8月31日後、そのゲームクラブはサービスを提供しないという。このことは消費者の不満を引き起こした。

そのゲームクラブと何回も相談しても結果が出なかった状況で、最終的には共同購入サービスを提供する「糯米网」が消費者のすべての損失を負担して全額賠償を提供すると約束した。

調査によると、「Game Park」は商工業部門で登録した営業許可証の名称は「北京博雅翰林科技有限公司」。現在、その会社はすでにゲーム施設や従業員を撤収して営業を停止している。「Game Park」に対して、訴訟を提起する権利を留保すると「糯米网」が表示した。

情報によると、その「Game Park」の共同購入活動に参加した人数は13333人だった。共同購入の価格43元で計算すると、「糯米网」は57万元を払わなければならない。

この事件は共同購入サイトが国内で急速に発展してきた以来、協力店による初めての高額詐欺事件である。


予想より人が来すぎてプロモーションのつもりが一気に赤字になって倒産とか。。詐欺というより、ある意味、人海中国ならではのそういったお笑いの類かもしれません。
しかし、全額返金とサイト自体の対応は良いのでは。