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中国のSNS 「人人網」と「開心網」合併へ

9月20日、「千橡互動集団」は傘下の2軒のSNSサイト「人人網」(Renren.com)と「開心網」(kaixin.com)を合弁すると発表した。

人人網は国内最大のSNSサイトとして、開心網との合弁で中国のSNSサイトの発展を推進する。また、国内のもう1つSNSサイト開心001網(kaixin001.com)はより困難な状況になると思われる。 Alexaのデータによると、開心001網のトラフィックは、過去半年で明らかな減少傾向を示した。

人人網と開心網は同じに千橡互動集団に属するSNSサイトだが、発展の重点が異なる。人人網は主にコミュニケーションを中心に、開心網はインタラクティブな娯楽関係を中心にしている。

この二つのSNSサイトが合併することで、それぞれのユーザーはアカウント情報などのデータを共有できる。開心網のすべてのAPP応用も人人網に導入される。二つのサイトの優位性の組み合わせで、ユーザーはより便利で、豊富なSNS機能を楽しむことができる。今回の合弁で、人人網の中国最大のSNSの優位はいっそう明らかになる。

千橡互動集団の理事長兼CEO陈一舟によると、技術の革新と同時に、所属する二つのサイトを合弁することは、ユーザーの体験を改善し、SNS資源の最適化と最大化を実現する措置の1つである。

中国には開心網を名乗るサイトがいくつかあって、一番有名な開心001網(kaixin001.com)の成功を受けて似たようなサイトが沢山出現しました。

今回はそのコピーサイトの中でも有名な開心網(kaixin.com)が人人網とくっついたわけですね。ちょっとややこしいですが。

まあ、コピーがたくさん現れるって。いかにも中国らしいということで。