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中国のネットモール「当当網」、米国市場へ上場へ。2億ドル調達へ

中国の電子商取引会社「当当網」の、米国市場への上場計画が明らかになった。2億ドルの資金を調達する予定である。

今回IPOの調達資金は製品のラインを拡大し、同社の技術インフラを改善するために使用されると当当網は表明している。情報によると、当当網はニューヨーク証券取引所で上場し、米国預託株式(ADS)を発行する。株式の取引コードは「DADA」である。

実は、当当網は2006年から米国証券取引委員会とIPOについて交渉していたが、市場条件が熟していないので、何度もIPOを延期していた。

当当網は最初オンライン書籍販売に集中したが、現在は、他のメディア、服装、電子製品、化粧品、家庭用品などの様々な商品を提供している。

米国証券取引委員会(SEC)に提出したファイルによると、当当網は既に黒字化している。2009年の総収入は14.6億元(2.17億ドル)、純利益は1692万元(253万ドル)だった。今季2010年は9ヶ月で総収入は15.7億元(2.35億ドル)、純利益は1420万元(212万ドル)となっている。

中国+ネットで、今回は一応黒字。しかも金の盾政府保証とICPで外資から守られているので安心ですね。