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中国の宅配便会社 次々にECサイトを開設 ネットショッピングへ進出

アリババが物流業界への進出は電子商取引の新しい発展ステージを開いた。一方、物流業界の競争も顕著になっている。情報によると、「顺丰」、「宅急送」、「申通」この3つの大手宅配便会社は電子商取引に力を入れている。

最近、「北京宅急送快运股份有限公司」の商品代理販売プラットフォーム「E购宅急送」(www.zjsbuy.com)が登場した。「顺丰速运有限公司」も「顺丰E商圈」(www.sf-ec.com)を設立し、「申通快递」は「久久票务网」(www.99pto.com)という列車チケット販売サイトを設立した。電子商取引に進出しているこの3つの企業は本部はそれぞれに北京、深セン、上海にある。

それについて、テンセント科技は「您认为快递公司做电子商务有无可能成功?」(宅配便会社が電子商取引をするのは成功する可能性があるかどうか)というアンケート調査をした。その調査の締め切りは11月15日午前10时で、合計4971人のユーザーが参加した。
データから見ると、63.33%(3148人)のユーザーは宅配便会社が電子商取引へ成功する可能性があると考えている。36.67%(1823)のユーザーは宅配便会社が電子商取引へ成功する可能性がないと考えている。

日本でもクロネコヤマト等がネットショッピングモールをやっていたが中国でも同じ流れはありそうだ。タオバオの優位を崩すには至らないだろうが。