タオバオ(淘宝網) 返品運賃保険を導入。店側は返品率増加を警戒

最近、淘宝網の「7天无理由退换货商品」(7日以内で理由なくても返品と取り替えできる商品)に対して、「華泰」、「平安」などの保険会社は「退货运费险」(返品送料保険)を提供し始めた。

消費者がこれらの商品を買う時、返品送料保険を選んで商品と一緒に購入することができる。返品する場合の送料は保険会社が支払うことになる。

情報によると、取引の双方の住所によって消費者が支払う保険料金が異なる。具体的に、毎回支払う料金の基準は賠償金額の5%である。杭州から広州までの送料を例にして、淘宝網の取引プラットフォームによる買い手の送料賠償標準は10元である。つまり、買い手が一回の取引で返品送料保険を買う時、0.5元の保険料金を支払う。返品した後に保険会社から10元の賠償金をもらうことができる。

返品送料保険の誕生はある程度、買い手がオンラインショッピングする時の心配を解決した。多くの売り手から見ると、返品送料保険の誕生は取引双方が返品送料についての紛争の時間を節約することができる。
しかし、返品送料保険によって返品率が高くなる恐れがある。
返品率が高くなると、店は淘宝網の検索アルゴリズムによって、検索順位が下げられる恐れもあるという。

タオバオの検索アルゴリズムの順位低下原因に返品率の増加がある。
今回、返品送料保険の導入により簡単に返品できるようになるので、順位が下落しやすくなるのではないかと言うことであるが、全ての店がこれに当てはまるので相対的に見れば大した変化はあるまい。

しかし、これをアクティブに利用……つまり、逆SEO(SEOが意図的に検索順位を上げる手法なのに対し、順位を意図的に下落させる手法)的に応用すれば、比較的容易に他店の評判を落とすことが可能となる。なにせコストは0.5元程度の話である。
激烈な競争が行われチクリ合戦が行われている状況では、逆SEOでもなんでもやって勝ち残るしかないというのが店側の本音なのかもしれない。