中国インターネット事情

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中国のオンライン決済市場。2010年は1兆元(13兆JPY)に達する予定

易観国際が発表したデータによると、2010年の前三四半期、中国のオンライン決済市場の総取引規模は7255億元に達し、2010年通年では1兆元を突破すると予測されている。

市場シェアのランキングから見れば、「支付宝」(アリペイ)は50.5%で第1位を維持している。「财付通」(Tenpay)は24.5%で第2位。「快钱」は6.1%で第3位となっている。

易観国際の研究によると、2010年の前3四半期、電子商取引市場の繁栄、伝統産業のインターネットへの転向の加速、及びサードパーティ製決済会社が航空、保険、教育などの市場での拡張を推進したことなどの要素により、中国のインターネット決済市場は急速に拡大している。

支付宝が最近スタートした「聚生活」というオープンなプラットフォーム戦略も、この流れに乗って更に取引規模の拡大を促進するものと考えられる。


この手のサービスとして世界的に有名なものにpaypalがあるが、中国でも利用可能で一部の銀連カードで支払いが可能となっている。

このページはICPライセンスがないのでいつブロックされるかわからない。それでも取りあえず動く欧米企業のスピード感はさすがだが、中国でこれが普及するのは難しいのだろう。
https://www.paypal-biz.com/