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アリババ、新しいECプラットフォーム「无名良品」商城、来年早々に開始

アリババは2011年1月に淘宝網で新しいECプラットフォーム「无名良品」商城(http://lp.taobao.com)をスタートすることを発表した。「无名良品」プラットフォームは1月6日~15日の間に登場する予定だという。

紹介によると、「无名良品」商城はアリババが淘宝網で開設する総合ショッピングモールで、商品のマーケティングを位置付けとする。良い商品を売り手に推薦すると同時に、商城の売り手が自社のブランドを確立するために支援する。実体店のデパートや大規模なスーパーマーケットに似ているものだと説明している。「无名良品」の統一イメージで消費者にアピールし、商店の製品やサービスの基準を統一する。

現在、「无名良品」商城はすでに企業誘致を始めた。初めての企業誘致は2500軒のアリババの「誠信通」会員のみを誘致する。目的は業務を急成長させるようにアリババの会員を助けることだという。

「无名良品」商城に入るには2980元/年の費用を払わなければならない。また、1000元/店の保証金を支払う必要がある。それ以外に、毎回取引が成功したら技術サービス費用を支払う。

アナリストの分析によれば、今回の「无名良品」プラットフォームの開設の目的はアリババの「誠信通」会員が小売りをすることができること及びB2BのアリババからB2Cへのチャネルを作ることにある。

「无名良品」と言う名前が、「無印良品」とそっくり。中国でも無印良品は展開していて結構有名です。中国では無印良品は「无印良品」と書きます。だから、1字違いなんですけど。コンセプトは完全に同じだし。 そして、プラットフォームの利用の料金システムは、出店費用+技術サービス費用(ロイヤリティ)という日本の楽天のような感じです。

次から次へ。凄まじい勢いで作っていきますね。また、京東商城と当当網の戦いもそうだけど、とにかく話題がなければ顧客から忘れ去られてしまうのでしょう。