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淘宝商城 ネットスーパーマーケット開始。まずは上海から。結構便利?

淘宝商城のサイトによると、12月30日から淘宝商城ネットスーパーマーケット(chaoshi.tmall.com)がテスト運営を始めた。今は上海のみだが、北京、杭州、广州、深圳など他の都市でも間もなくオープンされる予定である。

淘宝商城ネットスーパー(上海)は、淘宝網共同購入「聚划算」と連動しており、一部のスーパーマーケットの生活必需品に対して安価で共同購入を行えるという。テスト運営期間中は、一回で百元以上の商品を買ったら無料配送が利用可能だ。また、24時間の注文を受け付けている。

さらに、このネットスーパーは、一部のアリペイ「生活関連」アプリケーションを統合した。上海の市民は携帯料金、水道・ガス・電気代などを支払うことができるという。

淘宝商城は10月18日から上海で企業誘致活動を始めている。誘われた企業のほとんどがスーパーマーケット小売業界の大手企業である。食品飲料、美容パーソナルケア、母子製品、家庭用品、キッチン用品、ホームテキスタイル、生活家電などの種類を含む。今回ネットスーパーマーケットテスト運営に参加した企業は200以上ある。

現在、国内のネットスーパーマーケットは「1号店」(www.yihaodian.com)、「我买网」(www.womai.com)、「后玛特」(www.houmart.com)などが混在している。それ以外、国外の小売り大手ウォルマートもまた中国でオンライン販売サイトを開始する予定であるという。

12月に日本でもマクドナルドがデリバリーサービスを行うと言うニュースが出ていたが、中国では以前からマクドナルドやKFCは電話一本で持って来てくれるのでとても便利である。この部分、中国のほうが進んでいると思ったものだ。
そのあたりの個人スーパーでも普通に配達してもらえるし。中国の方がネットスーパー抵抗ないかもしれない。

とはいっても、まだこの淘宝商城ネットスーパーは品揃えが少ないのでカルフールにでも買いに行った方が良いかもしれない。