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中国でも。共同購入サイトのトラブル化。「糯米網」に対しネットで苦情広がる

最近、「千橡互動集団」傘下の共同購入サイト「糯米網」は武漢で信用問題のため注目され、共同購入サイトに対する信用に関する危機を引き起こしている。

1月7日、糯米網は武漢のあるレストランとの提携で共同購入活動を行った。半日で約1.9万人のユーザーから約124万元を集めた。しかし、糯米網は1月10日に、業務提携のレストランが契約の中の全部サービスを提供することができないため、その活動を取り消すと発表した。また、5営業日以内で全額の上で10元を追加し、消費者に返金すると発表。

1月19日の時点で、すでに消費者に返金したと糯米網が表明したが、まだ一部の消費者は、キャンセルに対し返金を拒否している状態であるという。
これに対し多くの消費者がネットで苦情を訴えている状態だ。


共同購入サイトの商品に関しては、「ボリュームによる割引」と、「宣伝広告による割引」があると思うが、どうも宣伝広告で割り引いたものは、急に人が集まるとあっという間に当初予算を食い尽くし、しかも人手も足りず問題を引き起こすようだ。

グルーポンで問題化した日本のおせち料理もそうだが、妙に安価な宣伝広告系の商品を狙う時は提供する相手の社会的存在感や資本力を見た上で、いかなる状態でもサービスの提供から逃げられない企業か否かを見極めたうえで利用するべきだろう。

昔、ネットショップで丸紅が200円以下でPCを販売したのは有名な話だ。これは企業のメンツや体力なくして不可能なことだ。