テンセント版OpenSocial[連接QQ空間] QQの一部プラットホームを開放

テンセントが正式に始めた「連接QQ空間」。一部のサードパーティのサイトで運営テストを開始した。テンセントのインターネットオープンシステムの最も重要な部分として、このサービスを通じて、第三者がそのWebサイトでQQのログインを実現する。このサービスはサードパーティのサイトにトラフィックとユーザーの再訪問数を急速に増やすことができる。

このサービスはテンセントのCEO馬化騰が「3Q大戦」後に表明した最新戦略の原則が開放と共有だということを実現している。このサービスにより、ユーザーはサードパーティのサイトでQQ番号とパスワードを入力することでそのサイトを利用することができる。これはユーザーの複数のアカウント管理などの問題を解決すると同時に、サイトに巨大なトラフィックとビジネス価値をもたらして運用能力を高めるように支援するという。

テンセントのプラットフォーム開放の重要な措置として、このサービスはサードパーティのサイトとQQの一部の資源を接続させる。

情報によると、このサービスを利用しているあるサイトがSNSモジュールを導入した2ヶ月間で300万人のQQユーザーと多くのトラフィックを獲得した。現在、すでに多くの大中規模のサイトが「連接QQ空間」サービスを申請している。

GoogleのOpenSocialやOpenID OAuthに似た仕組みで、ログイン情報等を複数のサイトで共有化するAPI(プログラムの関数群)の提供です。
これが開発者にとって良いことは、サイト毎にバラバラなAPIが提供されるのではなく標準化されたAPIが提供されているので、サイト毎のAPIを覚える必要もなく、またプログラムコードの再利用もやり易いということだ。

車輪の再発明はするな(独自に作らずあるものを使え)というソフト業界の言葉があるが、サイトの機能にはどのサイトにも似たような機能が多々存在している。例えばログインの部分はその最たるもの。それらを標準化する「連接QQ空間」を利用すれば開発速度のUPも期待できるのではないだろうか。

中国の場合、ネットユーザーのQQのアカウント保有率は非常に高い。ユーザーとしては便利なのは間違いがないので普及は進むだろう。

テンセントはGoogleより積極的に自社プロダクトに対する流入を図る戦略(Googleは結構控え目)をとると思われ、これが今後中国のあらゆるサイトが利用されるようになれば、QQのネット市場に対する影響力はさらに拡大することになるだろう。

課題としては、セキュリティ部分か。