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中国 様々な共同購入用プラットフォームが登場 QQと激闘した奇虎360も参入

2月23日、奇虎360は元の共同購入情報案内サービスを改善し、360共同購入オープンプラットフォーム(tuan.360.cn)を公開すると発表した。APIを公開して、すべての提携共同購入サイトの事業展開を加速するのだという。
資格を満たす共同購入サイトはこのプラットフォームを利用して、360のユーザー資源を共有することができる。

現在、拉手網、美团網、糯米網、24券など国内主要な共同購入サイトを含む200以上の共同購入サイトがこのプラットフォームに参加している。
360共同購入情報案内プラットフォームは毎日2万件以上の共同購入商品を提供し、全国130以上の都市をカバーしている。

このプラットフォームのリリースは、360が正式にオープンプラットフォーム戦略を開始したことを示している。

同じ日に、淘宝網共同購入サービスを含むオープンプラットフォーム計画を発表した。また、テンセントも少し前に春節の後から共同購入オープンプラットフォームを開始することを発表している。

これらのインターネット大手の共同購入オープンプラットフォームは、それぞれ特徴がある。
「QQ団購」オープンプラットフォームはIM、SNS、支払いなどのサービスを統合して、提携共同購入サービスプロバイダーに完全な解決案を提供する。
淘宝網共同購入プラットフォーム「聚划算」は自身の電子商取引の利点を利用して、地域化の共同購入サービス運営へ拡張し、一級都市から他の都市へ拡大する。一方、サードパーティ共同購入サイトと提携し、そのサービス内容を淘宝網のページで表示する。
奇虎360は共同購入サイトの安全性を重視し、360共同購入情報案内プラットフォームに参加する共同購入サイトに相応する企業資格及び商品の授権書を要求する。また、提供される商品に対して審査を行い、詐欺行為が存在するかどうかを確認する。