中国インターネット事情

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中国のEC業者 東北関東大震災の直接的な影響は少ないと語る

日本の地震津波は中国の電子商取引やネット代理購入業界の需要と供給の心理に一定の影響を与える可能性があるが、現在のところ明らかな影響はないと関連する会社が表明している。

アリババグループ傘下のアリババB2B会社と淘宝網からの公式情報によると、現在日本にいる従業員たちは安全だが日本側の会社の具体的な情況はまだ明らかになっていない。事業に対する影響はまだ予測できないという。


百度楽天の合弁B2Cサイト楽酷天のスタッフが、楽酷天での日本商品の販売は影響を受けていないと述べた。注文の取り消しなどの現象も起こってないという。
その原因として、販売店はほとんど中国で一定の在庫品を持っており、また、楽酷天の3万以上の商店は日本全国に分布しており、さらに日本の大都市の物流は大きな影響を受けていないためとしている。

また、現在のところネットでの仕入れ量の大きい明治粉ミルクはまだ値上げをされていない。
ある淘宝網の明治粉ミルク販売業者によると、一定の在庫を保有しているので値上げを考慮していないと述べた。