福島県いわき市。スーパーやコンビニ、ガソリン、そして放射線量。結局風評が問題
まず、ガソリンの状況ですが、千葉県や茨城県友部あたりまでは、すでにガソリン給油の行列が解消している感じであるが、茨城県日立あたりから行列が見受けられた。
いわき市の状況も日立あたりと同じようなものであった。また、軽油のみを供給しているスタンドもあったがそこは一台も並んでいなかった。平窪あたりから小川に向かう途中のスタンドだ。
また、郡山にガソリンを積んだ貨物列車が到着したという報道があったので、いわきでも関東のように徐々にガソリン不足は終息すると思われる。
スーパーはヨークマート等が開店していた。特に入場制限等はない。物流が回復してきていると思われ、物は結構あった。
また、コンビニも頑張っていて、山間部ではセブンイレブンやローソンなどが殆ど開店していた。そこには100円おにぎりが大量に並べられている。
頼れる自衛隊。
国道399号線。原発から35km地帯では、愛知県警が訪問者の免許所を控えていた。
いわきで物資不足の原因となっている。原発事故に伴う放射線量の変化について。
いわきの知り合いが、政府発表は本当か心配だというので、実際に計測してみた。
政府発表の値が訪問時で1μシーベルト/hであったが、筆者が持って行ったガイガーカウンターの数値も同じであった。
屋外では1.05程度。室内に行くと、0.6~0.5程度。ちなみに、平常時の数値がこの機械の場合0.16~0.2程度である。
つまり、屋外で平常時の5倍、屋内で2倍強程度であった。
これならば、政府発表のとおり健康に影響はないレベルであると思われる。
このように、実際に測定をした結果、放射能については完全に風評被害であることがわかった。
物流業者はライバルが行かない今こそチャンスである。
常磐高速もいわき中央までは完全に開通しており、全く問題なく走行可能だ。