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中国国内の業務委託マッチングサイト「猪八戒網」1000万ドル程度の資金調達

4月7日、中国国内の業務委託マッチングサイト「猪八戒网」(www.zhubajie.com)はIDGから1000万ドル程度の第2ラウンドの資金調達を獲得したと発表した。

猪八戒网」のCEO朱明跃は今回の投資を主に事業拡大、ブランド宣伝、新製品の研究開発、チームビルディングなどの方面の発展戦略に使用すると表明した。
また、「猪八戒网」は既に米国で支社を成立した。今年の後半に正式に米国で登場する予定である。
会社全体の戦略と計画によると、「猪八戒网」は3年以内にナスダックに上場する予定だという。

猪八戒网」は去年6月に取引総額が1億元を突破したと宣言し、国内初めての取引総額が1億元を突破した業務委託マッチングサイトとなった。

サイトで公開されている公式最新データによると、現在は「猪八戒网」の月間取引額が最高で2000万元を超えているという。

猪八戒网」は2006年10月9日に重慶イブニングニュースの記者だった朱明跃が創立したサイトである。
2007年の初めごろ「猪八戒网」は「重庆博恩科技集团」から1000万元の最初のラウンドの投資を獲得していた。

「威客(Witkey)」とは、インターネットを通じて、自分の知恵、知識、能力、経験などを実際の収入に変換する人のことである。
猪八戒网」のような業務委託マッチングサイトを中国国内では「威客(Witkey)」と呼ぶ。


日本国内にもこの手のサイトは沢山あるが、さすがに2年後のナスダック上場を目指している処は無さそうな感じがする。
さすが中国だ。
アプリケーション開発等の仕事を発注した場合、どの程度のクオリティの物が上がってくるかは人によるのだろうけど機会があれば使ってみたいと思う。