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中国の有名TV局子会社 鳳凰新媒体有限公司(Phenix New Media) 米国でIPO

4月21日、「鳳凰新媒体有限公司Phenix New Media)」は米証券取引委員会(SEC)にF-1上場申請を提出した。米国で新規株式公開(IPO)を実施する計画である。「FENG」を株のコードとして、鳳凰新媒体有限公司は2億ドルの米国預託株式を発行する予定である。

鳳凰新媒体有限公司が提出した申請書類によると、モルガンスタンレードイツ銀行マッコーリーキャピタルが今回のIPOの引受会社を担当する。

2011年3月まで、鳳凰新媒体有限公司のユーザー数が2.22億人だと書類に示されている。会社の収入源は主に有料サービスである。2010年の39%の収入は広告ビジネスからの収入である。2010年の利益は7410万元で、総収入は5.287億元だった。2009年、この2つのデータは28.7万元と2.623億元だった。

鳳凰新媒体は鳳凰衛視伝媒集団(フェニックス・テレビ)の100%出資完全子会社のクロスプラットフォームのネットメディアである。傘下は総合ポータルサイト鳳凰網(www.ifeng.com)、手機鳳凰網(3g.ifeng.com)とビデオサイト鳳凰视频(v.ifeng.com)3つのプラットフォームがある。