中国のホテルチェーン 如家酒店(HomeInn)が莫泰(MOTEL 168)を安値? で買収

数カ月間の買収交渉を経って、5月27日、「如家酒店(HomeInn)」(HMIN.NASDAQ)のCEO孫堅は4.7億ドルの価格で「上海莫泰酒店管理有限公司」と買収合意に達し、モルガン・スタンレーから「上海莫泰酒店(Motel)」を100%買収することを発表した。
孫堅は莫泰の独立のブランドを維持し続けると述べた。

署名された買収協議書によると、3.05億ドルは現金で、残りは新株発行によって支払われる。本取引は今年の終わり頃に完了する予定だという。
買収完了後、莫泰の約59%の株式を持っていたモルガン・スタンレー傘下の不動産ファンドMorgan Stanley Real Estate Fund Globalは現金を獲得する同時に、如家の約6%の株式を手に入れることになる。
また、莫泰のCEO沈飞宇を含む上級管理者は如家の約3%の株式を持つことになるという。

今回の買収劇は、最初の10億ドルで莫泰の約60%の株式を売却するオファー値から、最後は47%で全株式を売却することになって業界を驚かせた。
去年から、莫泰の売却が同業者の競争入札を引き起こしていたので中国のホテル業界ではホットな話題となっている。

しかし、入札に参加したアコーグループ、「7天」、「漢庭」と「錦江之星」はモルガン・スタンレーのオファーした高価格により買収をあきらめた。2ラウンドの入札無しの状態を経って、この買収は一度デッドロックに陥った。
その後、モルガン・スタンレーはオファー価格を6億ドルに引き下げたが、それでも、残っている買い手は如家だけだった。

業界人から見れば、この買収は如家にとって費用対効果が高い取引である。

如家酒店(HomeInn)や莫泰(MOTEL 168)は中国で良く見かける比較的価格の低いビジネスホテルチェーン店である。最初モルガンが10億ドルという高値売り抜けを狙ったが、結局は現在4.7億ドル程度での売却となった。