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百度文庫で個人情報が曝され、1700人以上が営業攻勢で苦しむ

最近、上海の警察はネットで発生した千人以上の個人情報漏洩事件を解決した。
現在、袁某、花某2人の容疑者が逮捕されたのだという。

近日、上海浦東「東方城市花園」住宅地の1700人以上のオーナーの情報は百度文庫で公開され、多くのオーナーたちがテレマーケティングに苦しんでいた。

調査したところ、今年5月、保険会社のセールスマンである袁某は他のドキュメントをダウンロードするための交換として、1722人のオーナー個人情報を含んだExeclファイルを百度文庫にアップロードした。
中には、オーナーの名前、住所、自宅電話番号、携帯電話番号などの個人情報が含まれている。
袁某の白状によると、アップロードした個人情報は昔ある露店商人から150元で購入した物の一部である。
その後、警察は手がかりによって個人情報を販売する犯罪容疑者花某を逮捕した。花某の話によると、彼の情報源は不動産会社のスタッフである。

現在のところ、流出した個人情報はすでに削除された。

警察によると、現在、多くの会社の内部管理面では問題があり、従業員が簡単にユーザーの個人情報を手に入れることができるため、情報の転売は氾濫している。
また、一部のサイトのプラットフォームで使われている情報交換システムも情報漏洩事件が多発する主な原因である。
漏れやすい情報は主に銀行の口座情報、不動産情報、車の所有者情報、保険情報などに集中しているという。


不動産屋に情報が漏れると、凄まじい営業攻勢に曝されるから。これは実体験として良くわかるなあ。
今回の事件が解決しても、リストは回収できないだろうし。
この百度文庫は以前、日本の漫画や小説を自炊(個人スキャン)したものが結構アップされていたので、かなり問題のあるサイトだと思っていましたが。