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Operaと天音通信が設立した合弁会社。中国モバイル向けブラウザ「欧朋」を公開

8月9日、世界をリードするブラウザ開発企業Operaと「天音通信」が設立した合弁会社「北界创想(北京)软件有限公司」は記者会見を開き、正式に中国のモバイルブラウザ市場に進出するブランドとして「欧朋」を公開した。
Opera技術に基づいた「欧朋」モバイルブラウザを発表した。

今年3月、Operaソフト企業は「天音通信」と契約を結び、合弁会社を設立して中国市場向けOpera技術に基づいたモバイルブラウザを開発することを計画していた。
情報によると、双方が設立した合弁会社「北界创想(北京)软件有限公司」の登録資本は1.35億元である。総経理Opera中国ブロックのCEOである宋麟が兼任する。
Operaは3年以内に次々と投資することで、最終的に合弁会社の40%の株式を取得する。

「北界创想(北京)软件有限公司」はOperaが全世界で初めて設立した合弁会社である。
合弁会社の設立及び「欧朋」モバイルブラウザの発表はOperaソフト企業の中国戦略の重要なステップだとOperaソフト企業の世界最高財務責任者兼最高戦略責任者Erik C. Harrellが述べた。
グローバル戦略の肝心な一環として、Operaは「欧朋」の未来に対して自信を持っているとしている。

独自レンダリングエンジンのOperaも中国に来ましたね。
ブラウザ研究家としては興味深い話です。

中国のモバイルブラウザを制するものが、世界のブラウザ市場そしてネットを制すると、言える時代なのかもしれませんね。