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百度 BMWと提携 車載検索サービスの研究開発で

8月8日、百度BMWと提携協議書を締結し、共同で車載情報システム検索サービスの技術製品の研究開発及び運営について提携することを発表した。
これは百度の「框计算」(ボックス・コンピューティング)がコンピュータ、モバイル、テレビ分野に拡大した後に続いて、初めて自動車市場に参入したことを示している。

今回百度BMWの協力はインターネットサービスを車載プラットフォームに拡大しようとする試みである。
百度側によると、未来、車の運転台にあるノブを回すだけで、車載スクリーンでインターネットのリアルタイムの検索サービスを楽しむことができる。
地図、ナビゲーション、電子メール、情報、映画・音楽・エンターテイメントなどが含まれる。
それを実現するために、多くの分野の共同協力が必要だという。

百度の使命は人々が平等・簡単かつ便利に情報を獲得するように助けることであると百度会社の総裁アシスタント張東晨が述べた。
検索はPCまたは携帯電話に限定されるものではない。百度はどんな端末を通しても、人々は百度の「ボックス」で自分の欲しい情報を簡単に見つけられることを望んでいる。  

情報によると、百度は他にも多くの自動車メーカーから同じような協力要請を受けた。
現在のところは交渉している。将来はさらに多くのブランドの自動車にも検索機能が実現できると予測されている。