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離婚したCEOの前妻の呪いで、「土豆網」の株価は下落する

8月17日、土豆網は29ドルの発行価格及び株式コード「TUDO」でナスダックに上場した。

土豆網の初値は25.11ドルで、公募価格の29ドルに比べて約13%下落した。
米東部時間8月17日午後4時(北京時間8月18日午前4時)までの引け値が25.56ドルで、11.86%下落した。

2005年に設立された土豆網は以前すでに1.26億ドルの資金を調達していた。投資側はGeneral Catalyst、IDG、GGV Capitalなどを含む。
土豆網の月間ユニークビジター数が2億人に達している。

SECのデータによると、土豆網が上場した後、CEO王微は43万株のADS(米国預託株式)を売却し、持ち株は12.7%から8.6%に低下するという。

土豆網は中国の40%のオンラインネット利用者にサービスを提供していると王微が述べた。
IPOをするのはコンテンツと帯域幅の購入のためだと王微が語った。
王微によると、中国でHuluのようなビデオプラットフォームになるには多くの挑戦に直面している。
まず、ネット利用者に提供したい新しい有料コンテンツの購入は高価である。
また、土豆網はライセンス契約を結ぶために、多くのコンテンツ所有者と交渉を行っている。

コンテンツの投資以外に、土豆網はHDビデオも提供する。
トラフィックの増加により、プラットフォームの持続可能性を確保するために帯域幅を購入する必要がある。
また、モバイルも土豆網戦略の一部であるとしている。

8月19日時点では20ドル程度になっており、時価総額youkuの1/4も無い。