中国インターネット事情

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テンセント電話 QQ Service社交携帯電話HTC Cha Cha

9月21日、テンセントとHTCは戦略的提携を発表し、QQ Service社交携帯電話HTC Cha Chaをリリースした。
これはテンセントがHTCと組んでモバイルインターネットユーザーにサービスを提供する第一歩である。

この携帯には特定のQキーが付いてる。
ユーザーはこのキーでモバイルQQ、モバイルQQ空間、騰訊微博などの社交アプリケーションにアクセスすることができる。
公式サイトでの価格は2498元である。

HTCと提携する前に、テンセントはすでに華為、中興、天語、步步高、海信、酷派などの携帯電話メーカーと提携していた。

携帯電話メーカーと提携してモバイルインターネット分野に参入するのは現在ソフトウェアメーカーの1つの発展方向である。
テンセントに加えて、アリババや百度などの伝統的なインターネット大手企業もハードウェアメーカーと提携して、モバイルインターネットの入り口を占有しようとしている。
アリババは天語と共同で「阿里云」OSが搭載された携帯電話W700を開発した。
百度DELLと提携して「百度·易」OSが搭載された携帯電話を11月にリリースする予定である。
また、「小米科技」などの新興メーカーも携帯電話分野で新たな市場を開拓しようとしている。

QボタンとかYボタンとか。日本と中国のネット企業は発想が似ている。
経営スタイルもタイムマシン経営だから全く同じだし、
そして、オリジナルになるサービスがまったく出てこないのも似ている。