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アリババ 中国万網をスピンオフして、米国へ上場させる計画を発表

9月26日、アリババは公告を発表し、インターネット・インフラストラクチャーサービスプロバイダー「中国万網」(http://www.net.cn/)をスピンオフして、米国へ上場させる計画を明らかにした。

アリババの発表によると、中国万網のIPOのための書類は関連証券規制当局の承認審査を受けている。

公開データでは、アリババは2009年9月に5.4億元の現金で、2段階にて中国万網の中国での運営権を取得した。
第一段階では、4.35億元を出資して中国万網の85%株主権を取得。
第二段階では、2011年~2013年以内の指定された期間内にアリババは1.0456億元の現金でさらに中国万網の14.67%株主権を購入する権利がある。
2009年12月28日、アリババは買収の第一段階を完了したことを発表した。

情報によると、中国万網への投資はアリババが上場して以来、外部に対する最大の投資であり、または中国のeコマースのサービスプロバイダーがインターネットのベースサービス市場への拡張の最大の動きである。

中国万網は中国国内業界をリードするインターネット・インフラストラクチャーサービスプロバイダーである。
サービスの範囲は基本的なドメインネームサービス・ホスティングサービス、企業E-メール・Webサイトの構築・ネットワークマーケティング・音声通信などのアプリケーションサービス、及びハイエンドのエンタープライズE-コマース・ソリューションやコンサルティングサービスを含む。