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淘宝網の関連ページはパクリと網易の印像派が主張

インターネット大手企業の間で、また紛争が起こった。
最近、網易は声明を発表し、淘宝網が網易傘下にある「印像派」という個性的な印刷製品や個人化されたギフトのプラットフォームのチャネルスタイルを剽窃したことを非難した。

淘宝網の「创意站」デザイナーチャンネル(http://www.taobao.com/go/act/sale/gtyh.php)は次の2つの方面で網易「印像派」のデザイナーチャンネル(http://yxp.163.com/designer/)への権利侵害が疑われると網易が述べた。
まずは、ページのデザインのパクリ。淘宝網の関連ページは網易「印像派」の関連ページとページのフレームワーク、セクション設計、配色などが非常に似ていると主張している。
次は、キャッチコピーのパクリ。
網易「印像派」は「无设计,不生活」をキャッチコピーとしている。淘宝網「创意站」の公式微博での「无创意,不生活」という紹介は網易「印像派」とほぼ同じである。

現在のところ、淘宝網はこの件に関してはノーコメントとしている。
 

似ているかどうかは別として、中国では企業紛争すら自らのサイトの宣伝のために戦略的に使われている。このようなパクリの問題はよくあることだと言えるだろう。