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中国の動画サイト56網を「人人網」が8000万ドルで買収だが

9月27日、人人公司NYSE:RENN)は8000万ドルで動画共有サイト56網を買収すると発表した。
この取引は2011年第4四半期内に完了する予定である。

この買収により、56網は人人公司の完全子会社となる。
同時に、56網の共同創設者兼CEO周娟も人人公司の管理職層に入って副総裁を務める。
これは人人公司ニューヨーク証券取引所に上場して以来初めての重大な戦略的買収である。

2005年に設立された56網は中国国内業界をリードする動画共有サイトであり、ユーザーに動画のアップロード、ストレージと共有サービスを提供している。
サイト上の動画のほとんどは、「草根」(大衆)パフォーマー、アマチュア動画団体や個人によるオリジナルなものである。
ユーザーはコンピュータや様々なモバイル機器を介して、多くの魅力的な動画コンテンツを作成し、共有する。

56網の主要な特徴は高品質のオリジナルな動画共有サービスをユーザーに提供すること、及びオリジナル動画の作成に熱心なユーザーをたくさん持っていることである。
今回の買収は、56網と人人網のユーザーアクティビティやトラフィックをさらに向上させ、また人人網のクライアントに、より豊富な広告形式を提供することができると思われる。


中国の動画サイト自体、第二位の土豆網ですら儲かっていないので買収のうわさが絶えない。
こういう話は今後も起こるのかも。