中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国楽天「楽酷天」に閉鎖 中国撤退の噂 百度、楽天の双方が否定

楽酷天は間もなく閉鎖されるという情報が日本であったという。
メディアの報道では、「楽天百度の中国での楽酷天サイトは再検討される必要がある。
現在は少なくとも百度は提携を解除する意向がある。楽天は中国市場を掴む機会を失うことになるかもしれない」というものだ。

その情報について、百度と日本楽天は11月19日に楽酷天に声明発表の権限を授けて、百度が楽酷天への投資を停止することを否定した。
また、日本楽天会社と戦略的なパートナーシップを維持し続けると楽酷天が述べた。

去年の初め頃、百度と日本楽天は共同出資でEC会社を設立した。双方は合計5000万ドルを投資した。
楽天は51%の株式、百度は49%の株式を占めている。現在のところ、このサイトに約5000軒の出店者が加入している。

楽酷天の設立後のプラットフォームの出店者募集、顧客サービスの訓練などの中核的な部門は日本側が管理する。
百度側は主にマーケティングとプロモーションを担当するという。

また注意すべきなのは、楽酷天のドメイン名は楽天会社の中国語の音訳「Rakuten」であること。
しかし、中国の消費者にとって、このドメイン名は覚えにくいである。

http://it.sohu.com/20111121/n326259793.shtml


ドメインの問題もあるだろうけど、日本のEC会社が中国で特徴を出すってとても難しいのではないだろか。
システム的に中国の他社より進んでいる点がないし、特に物流が優れている訳でもない。
中国では楽天なんて誰も知らないので知名度も無い。京東の経営者のような話題性も特にない。
提携先の百度は、ECなんてやらなくても検索エンジンだけでボロ儲けだし。
この調子では、市場を掴む機会なんて永遠に訪れないのでは……だからこのような噂が出てくるのであろうか?