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第三者決済会社「快銭」 国貿易EC企業向けの国際為替ソリューションを発表

 

三者決済会社「快銭」 (99bill)は初めて外国貿易EC企業向けの国際為替ソリューションを発表し、快銭がクロスボーダー電子決済分野に力を入れることを宣言した。
これで快銭は中国国内初めてのクロスボーダー決済に足を踏み入れた大手決済企業となった。

快銭会社のCEO関国光によると、快銭プラットフォームを利用して、企業は便利、迅速かつ安全に全世界で外貨受取チャネルを開き、事業を世界各地へ急速に拡大することができるという。
同時に、世界最大のクロスボーダー送金サービス事業者ウェスタンユニオン(Western Union)と提携することによって、快銭は自動化の送金・支払処理を実現できる。

快銭がクロスボーダー決済分野に参入したことに対して、iResearch研究院院長兼主席アナリスト曹軍波は、「現在電子支払企業の競争は主に航空、ネットショッピングなどの分野に集中している。
外国貿易ECのような新興分野はその巨大な市場規模と頻繁な資金流動需要のため、決済企業に新たな成長空間を提供するに違いないとしている。
快銭がクロスボーダー決済分野に参入したことはその市場開拓能力を示している同時に、その更なる成長の実現に役立つ。」と語った。