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中国でもバレンタインデー「情人節」 EC業界の書き入れ時

日本では女性から男性にチョコレートなどのプレゼントを贈る日として、一か月後のホワイトデーを含めた一大イベントになっているこの日。

どうも中国では、女性から男性へという部分が抜け落ちて伝わったようだ。チョコレートという部分も消え去っている。

つまり、この世界には本命チョコもなければ、義理チョコもない。
こんなもので、一喜一憂しているのは日本くらいなのだろうか?

では、中国のバレンタインデーには何があるのか?

名前を見ると、情人節=恋人の日である。そして中国では「男性から女性」にプレゼントを送る日なのだ。何せこちらは、全体で3000万人も女性が少ない国である。女性の男性に対する経済的な要求はとても厳しいものがある。それなりのプレゼントぐらい渡せない男性はモテないのだ。

もちろん、この需要を狙って、デパートやレストラン等はキャンペーンを大行っているが、EC業界もその例に漏れない。

支付宝のバレンタインデー前一週間の取引数は41%増で、取引金額も30%増えているのだという。