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优酷と土豆は株式交換方式で合併。合併後は优酷が71.5%占める

3月12日の情報によると、优酷と土豆とは合併することを宣言した。合併後优酷の株主は新しい会社の株式の71.5%を占める。土豆の株主は同様に28.5%を占める。
合併後の新しい会社の名前は优酷土豆股份有限公司Youku Tudou Inc.)となる。新しい株式はニューヨーク証券取引所に上場すると見られる。

合併が有効なる日から土豆のA類普通株は优酷のA類普通株と7.177の比率で交換される。
米国で上場している土豆のADSは1.595の比率で优酷のADSと交換される。
1株の土豆ADSは4株の土豆B類普通株に相当し、1株のYoukuADSは18株のYoukuA類普通株に相当する。

情報によると、合併の完成後も土豆はブランドとプラットフォームの独立性を保留し、优酷土豆の動画ビジネスの発展のために強力する。
今回の戦略合併は双方の会社の取締役会の合意を得ているが、合併の完成のためには双方の株主の承認が必要だという。
予測では2012年の第3四半期には、合併が完了すると見られている。

この合併による取引規模は10.4億ドルに達するという。これは中国のインターネット企業では最大の株式交換による合併である。


事実上ライバルが居なくなった中国の動画サイトの利益率が高まるのではないでしょうか。
しかし、ユーザーにとっては、今でも宣伝が多過ぎだと不評ですが、ますます宣伝が増える事になってあまり喜ばしいことではないでしょうが。