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上海のメイドカフェ 秋葉原を超えた

上海の中心部、外人が行き来する六本木のような場所から数百メートル歩くと、いきなり下町感がでてくる。
道一本隔てるだけで、六本木から北千住にいけるのが上海だ。
そんな場所に、一件のメイドカフェが存在していた。

入ると、例のセリフ「おかえりなさいませご主人様」と日本語で言ってくれる。
中は少し狭い感じではあるが、プラモデルなんかも売っている。

この手の店の食い物はマズイのは日中とも同じだ。

じゃあ、なにがアキバを超えているんだと言うと、女の子が結構美人なのである。
しかも、あの狭い店に10人もメイドがいるのだ。

さすが中国、メイドカフェ人海戦術である。

中国のオタク達も嬉々としてメイドと一緒にゲームをやっていて、皆おなじみさんといった感じであったが、
ふいに、地方からの巡礼者みたいな、コスプレーヤーが訪れる。

たしか持っていたうちわはニャンコ先生で、他の人もアニメ系のTシャツを着ていた。
この店で売られている物も日本からの輸入品やらなにやらで結構値が張る。

店を出る時には、また女の子が「おかえりなさいませご主人様」と言ってくれた。
「行ってらっしゃいませ~」はまだ覚えていないようだった。

100元位取られた。中国の給料水準からすればなかなかの金額である。持っている物も高い。
ここは、実は上流階級子弟の交流の場なのではないだろうか?
顔なじみになるには、半年で民工の給料1月分は無くなりそうな勢いである。

女の子はなかなか可愛いのだが、着ているメイド服が皺だらけなのは何とかした方がいいと筆者的には思う。
中国の人はそんなことは、気にしないと言っていた。

なお、ここに居る上流家庭の子女は日本語学習率が高いようだ。日本語の勉強をしているのを見た。