中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国旅行への関心は薄れたまま。わざわざ行きたい人はあまり居ない

中国へ渡航する人はかなり減っているのではないだろうか?
そう思い、Googleトレンドの「上海旅行」「北京旅行」数字をみてみたところ、

あの日を境に急降下し、北京至っては検索人気度グラフが、地べたを這いつくばっている。
これは、旅行の話であるが、仕事で行く会社員の感覚も同じようなものではないだろうか?

企業がいくら進出したいんだ! といったところで社員のほうが行きたいかどうかはまた別の話だ。
リスク管理として、何かあった時に、こう守るとか具体的な話をするべきであろう。
以前、何かの本で、現地経験が長く中国に親近感を持っていたいわゆる中国通の人間が、殴られたかなにかで一気に中国に対して厳しい見方をするようになったとかそんな話を読んだことがある。
精通した人間の感情が逆転すると、知らない人間より説得力をもった強硬論がでてくることになる。
しかし、だからと言ってそのようなサポートを行うならば、今でも高い日本駐在の費用がさらにコスト高になってくる。

中国人労働者のみならず、日本駐在までどんどんコスト高に。企業としては踏んだり蹴ったりで限界ではないだろうか。