中国インターネット事情

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奇虎360と提携してLine(连我)が中国へ進出へ 中国でも流行るか?

微信が優勢の中国で、お騒がせ企業360が日本で流行っている韓国アプリLineを投入するのだという。
中国には微信をはじめとして、QQやスカイプ等もあるが、どこまで食い込めるか。
LineはP2Pではなく中央サーバ方式なので、いろいろな意味で上からの管理はしやすそうなツールといえるので中国向きかも。

さらに、スカイプなどと異なり携帯電話に存在する電話帳を自動的に中央サーバにアップ、マッチングをしてから友達として表示するという機能がある。

Lineを利用していなくても他人の携帯電話帳に番号があれば自動的にLineのサーバに送信される。
その番号を持つ人間がLineを利用し始めると、両者に友達として表示される。
これは、Line最大の特徴でもあるが、あまり気持ちよくはないとおもう。

特に中国では、携帯が盗まれたり別の地域に引っ越しをしたりして、日本より携帯電話番号が変更される率が高い。
筆者も4年の間に3回も中国の携帯電話番号を変えている。(日本では同期間内1度のみ)

一度は引っ越し(中国の携帯は地域性があり、外部地域番号の料金はその地域内番号と料金が異なる)で変更、一度は携帯が盗まれ変更、最後に現在の番号を購入した。
したがって、先のような仕組みなので知らない人が日本よりはるかに沢山表示されることになると思う。

取りあえず、筆者の場合は携帯番号の変化が激しい中国にてLineを利用しようとは思いません

たぶん人民の方々も、QQや微信で間に合ってるといって微動だにしない可能性大です。
この手のソフトは沢山あります。