中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国でLINEが唯一普及している場所

微信のユーザーが4億超え。しかし、日本から類似ソフトのLINE(中国名:連我)が中国市場にも参入。その挑戦を受ける形となっている。
そして中国においてLINE側に協力するのが、3Q大戦でのテンセントの宿敵、奇虎360。
微信vsLINEの激しい戦いが始まる!

と書くと、かなりLINEが中国でも善戦しているような感じですが、そんな事は全くなく、周りの中国人も微信一色。
そもそもLINEの存在すら知らない人が大多数です。

しかし、中国は広い。
中国でも、そこに居る誰もがLINEを使っている場所があったのです。
もちろん、平行して微信も使っているのですが、LINEのほうがより商売上の目的を達成しやすいということなのでしょうか。

最近は海外定額パケットプランのおかげで、中国でも日本と同じようスマホが利用できるようになり、駐在員だけではなく出張者もモバイルネット環境を駆使することが可能となってきました。

その出張者のLINEを狙ってか、KTVの女の子のスマホにはLINEがほぼ100%インストールされているようです。
お客の出張者が日本に居ても会話できるということで、ロイヤリティ向上には欠かせないツールとして重宝されているみたいでした。

皆が皆、LINEを取り出したので、驚きました。彼女達にとっては本当にお役立ちツールなんでしょうね。

残念ながら?、筆者のスマホは常にOSのROMを書き換えまくりその都度アプリが消失しますので、LINEも微信もQQも、もう無かったんですね。