オンボロ欠陥マンションの家賃がメチャクチャ高い上海
物件の質もそのままに、この五年で2倍に上昇した上海の家賃。
上海中心部なら、同じ金額で東京のお台場のもっと広いマンションに住めるレベルだ。
もはや、東京より高い上海の物価。金銭的に日本が恋しくなるこの頃。
元も30%くらい上昇しているし。
なぜ東京より高いのか?
まず、住宅価格がどんどん上がるので、いちいち貸すのもめんどくさいと考えるオーナーが多いためであろう。
また逆に、いつ下落するかわからないので、貸さずにすぐに売れる態勢にしておきたいと考えるオーナーも多い。
こんな感じで、賃貸市場に出てこない物件も数多くあるため、賃貸価格はどんどん上がるという状況なのです。
さて、上海品質のマンションならば、窓が開かない、下水がくさい、建物の鉄骨が細くてショボイ、壁が紙のように薄い、天井から水が漏れる、エレベーターが怪しい、電気がスパークするとか、様々な素晴らしいオプションが付いており、素晴らしい品質を十分すぎるくらい堪能できるのだが、そのお値段まで堪能できる仕組みになっているからまいる。
もちろん、パナソニックの駐在員には危険手当がでるほど最悪な空気も、もれなくついてくる。
是非、アネハ建築士とヒューザーに進出して頂いて、これらの素晴らしいオプションはどれも要らないし、鉄骨を少しくらい端折ってもいいので、普通の手抜きマンションを作ってほしいものです。
手抜きの次元が違う。こちらは。
そろそろ、引っ越し時期なのだが、上海も潮時かもしれない。