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中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)、日本は参加した方がたぶんお得

廃墟マニアの方には朗報。

近い将来、廃墟や汚染を大量に作り出す事になりそうな、AIIBを知っているだろうか。
これは、中国が主導して創設しようとしている「アジアインフラ投資銀行」というもので、中国がやっている投資型成長モデルを他のアジア諸国でも再現しようとするものだ。

現在、AIIBをめぐっては、米国が参加するなと各国に働きかけをするなか、EU諸国が参加を表明し、韓国やオーストラリアも参加を検討していて、置いてけぼりを喰らってはたまらないということで、慌てて日本も参加するかもとか言い始めている。
米国の威光は丸潰れだが、各国は、鉄道や高速道路、発電所などの巨大プロジェクトに自国企業が参加するためにこの話に乗りたいのだ。

借りる側にとっても、中国は意思決定が速く環境とか人権とか面倒なことも言わないので、日米が主導するアジア開発銀行(ADB)よりも使い勝手がいい。

しかし、使い勝手の良さは裏返せば、審査が甘いということになる。
この審査の甘さが廃墟を呼ぶのである。

実際、中国は、本土の鬼城(廃墟)で素晴らしい実績を上げているので、今回のAIIBでも廃墟ファンの期待は決して裏切らないだろう。
東南アジアにも魅力的な鬼城(廃墟)が溢れだす日が近いと感じるのは筆者だけではあるまい。

現在、中国本土にある廃墟は、地上げに失敗した末路だといっていい。
今のところ成功しているようなところも、いずれは是正され価格が下がるのではないか。
土地から得られる付加価値に対して、価格が高すぎるからだ。

が、今は取りあえず、うまく成長しているのだから、取れるモノは取っておいた方がいいと思う。
ブランド物と同じで、それに価値があると思っているうちは価値があるのだから。

むしろ、一番怖いのは、取れるモノを取らずにツケだけ払わされるパターンだ。

何が言いたいかと言えば、
中国銀行「AIIB」の債権が不良債権化するなら、同じ国に貸し付けている日米銀行「ADB」の債権も不良債権だろうし日本企業の債権もゴミになる。
リーマン銀行一つで世界の銀行が大混乱に陥ったことは記憶に新しい。

なら、日本もAIIBにEU諸国程度に少し参加した上で意見を述べ、来るべき日まで、取れるモノはしっかり取っておいた方がいい
すでにアジアに大量の投資をしてしまっている以上、参加しようがしまいが、日本がツケを払わされることは確定済みなのだから。