無料と「3Q大戦」で有名になった奇虎360 ニューヨーク市場に上場

3月30日、ネットセキュリティ企業「奇虎360」は米国ニューヨーク証券取引所に上場した。無料と「3Q大戦」で有名になった奇虎360は投資家たちの興味を引き、株価が急騰した。

上場した初日に、奇虎360の株価の終値は34ドルで、発行価格より約135%上昇した。これは今年中国企業が米国で最も成功したIPO取引の1つだと思われている。

現在、奇虎360の市場価値は捜狐(33.28億ドル)と盛大集団(28.62億ドル)を超えて、39.57億ドルに達している。

奇虎360のCEO周鸿祎によると、IPOで募集する資金を主に研究開発、合併・買収に使う。また、奇虎360は今年ネットゲーム市場へ進出を計画している。
適切なパートナーがあったら、米国を含む海外市場も開発したいという。

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京東商城はすでに10億ドル以上の第3ラウンドの資金調達を完了したとCEO劉強東が表明

劉強東によると、複数の投資機関が参加する第3ラウンドの資金調達の総額は10億ドルを上回り、現在、8億ドルがすでに到着している。
今回の資金調達の規模は中国のインターネット分野での新記録となるという。
京東商城は4月1日にこの資金調達の具体的な金額を発表する予定である。

劉強東の話によれば、京東商城は今後3年間に物流システムの建設に50-60億元を投資する。今年は同時に7つの1級物流センターを建設を開始する。
平均的に1つの物流センターに約6~8億元を投資するのだという。

また、京東商城は今年或いは来年には上場する予定はなく、早くとも2013年になると劉強東は述べている。
京東商城は、まず7つの1級物流センターを建設終了して、また運営に成功して、投資家の利益を更に確保することができてから上場すると計画している。

それ以外に、京東商城は来月に独立した贅沢品B2Cサイト「Toplife」を開設予定だと劉強東が表明している。
ターゲットは中国の金持ち向けで、最初は30-50の高級ブランドの製品を提供する予定だという。
さらに、今年末までに200軒の高級ブランドに拡大する計画である。

日本のゾゾタウンの場合、物流が競争力の源泉になっているのは物流業界では有名な話である。
その物流スキームはトップシークレットで、いかなる取材も受け付けないという。
サイト等の上物のみに目を奪われるのではなく、そういった点も良く考慮してネット企業の力を見極めるべきであろう。

物流部門に巨額投資を行うこの京東商城。このような部分のノウハウがシステム系中心のIT企業との差になり、EC分野で圧倒的な競争力を獲得する可能性があると考える。
したがって、システム中心の百度やテンセントがわざわざこの分野に進出する理由は今後はより薄れてくるだろうし、その必要もない。
一応、百貨店的な思想で営業はしているだろうが。
つまり、そのようなサイト群はその程度の位置付けであり、物流ノウハウを有する専門サイトに対抗することは不可能だ。

Google中国大陸での検索サービス提供を取りやめ。新浪網は独自検索エンジンに

3月28日の報道によると、新浪網(シーナ)はすでにGoogleの検索サービスを放棄した。
現在は新浪網独自の開発した技術を使用している。Googleは今月の初め頃に徐々に中国本土での検索サービスの契約を放棄すると表明した。

Googleとの契約はすでに期限になったので、新浪網は今月からGoogleの検索サービスを放棄したと新浪網のマーケティング部門の副総経理劉奇が述べた。
現在、新浪網のトップページの検索サービスは独自の開発した技術で提供される。内容はニュース、ブログ、音楽などの分類で提供される。

業界のアナリストの分析によれば、今後、新浪網はマイクロブログ検索等のソーシャル検索分野に参入すると見られている。

現在のYahooジャパンのサーチエンジン部分がGoogleによって提供されているのは有名な話である。中国でも同じように幾つかの会社に対してサーチエンジンを提供していた。
しかし、Googleサーチエンジン部門の中国撤退と共に、このサービスの提供を停止しつつある。
これを機会に独自の付加価値を備えた独自サーチエンジンを提供する動きが中国のネット業界にある。

「盛大」広告システムAA(Application Advertisement)広告プラットフォームを構築

3月29日「盛大」(シャンダ)内部の人物によると、彼らは独自の広告システム「AA(Application Advertisement)広告プラットフォーム」をリリースすることを計画しているという。
現在、この広告プラットフォームはすでに「盛大文学」でテストされていて、将来、盛大AA広告システムは盛大傘下のすべての業務に全面的に使用されるという。
これは盛大が傘下の広告資源を統合する重要なステップだと思われる。

紹介によれば、盛大AA広告プラットフォームは中小広告主に向けの広告の配信と管理プラットフォームである。広告主に広告作成、最適化、高精度の配信及び表示など完全なシステムを提供する。
AA広告システムは受け手からのクリックのフィードバック情報によって、キーワードマッチを調整することができるという。この点が既存の検索エンジンキーワード広告との大きな違いだとしている。

盛大傘下の業務はネットゲーム、文学、動画、音楽など多くの分野をカバーしている。
また巨大なユーザベースを持っている。盛大AA広告システムを通じて、広告主、盛大、盛大傘下の業務のコンテンツプロバイダ、サードパーティサイト、及びユーザーなどのお互いのメリットを実現することができる。
中国の業界の分析では、この広告モデルは百度のキーワード広告モデルに大きな衝撃を与える可能性があるとしている。

中国 まともなEC企業を構築するには10億元(125億JPY)の資金と10年の時間がかかる

3月27日に深センで開催されたCEOサミットで、「モバイルEコマースは今後数年間で大きく発展し、SNSと結びつけた電子商取引はもっとユーザーや企業のニーズを満たすことができる」とTencentの会長馬化騰が述べた。
今後数年で市場規模が1000億元に達し、売上高が1億元を超える垂直型のB2C企業が150軒以上誕生すると馬化騰は予測している。
また、これらの企業は将来に合併や買収の対象となる可能性があるという。

京東商城のCEO劉強東はサミットで、「まともなEC企業を構築するには10億元の資金と10年の時間がかかる」と述べた。
劉強東によると、現在、京東商城では、研究開発と物流へ巨額の資金投入を行っているという。今年は1300人以上の研究開発スタッフに約3億元を費やすと予測される。
また、帯域幅、サーバーへの投資に加え、研究開発への全体的な投資額が約4億元に達しないと、業務規模の成長率についていけないという。

また、価格競争について、劉強東は「商品の値段が高くなると、B2C企業はすぐに死んでしまうので、価格競争をしなければならない」と表明した。
単に価格競争をするだけでは駄目だが、価格競争をしなくては絶対に駄目だという。

中国でEC企業を作るなら少なくても125億円くらい用意しておけという話。

福島県いわき市。スーパーやコンビニ、ガソリン、そして放射線量。結局風評が問題

26、27日に筆者の故郷である福島県いわき市を訪問した。

まず、ガソリンの状況ですが、千葉県や茨城県友部あたりまでは、すでにガソリン給油の行列が解消している感じであるが、茨城県日立あたりから行列が見受けられた。
いわき市の状況も日立あたりと同じようなものであった。また、軽油のみを供給しているスタンドもあったがそこは一台も並んでいなかった。平窪あたりから小川に向かう途中のスタンドだ。

また、郡山にガソリンを積んだ貨物列車が到着したという報道があったので、いわきでも関東のように徐々にガソリン不足は終息すると思われる。

スーパーはヨークマート等が開店していた。特に入場制限等はない。物流が回復してきていると思われ、物は結構あった。

 

また、コンビニも頑張っていて、山間部ではセブンイレブンやローソンなどが殆ど開店していた。そこには100円おにぎりが大量に並べられている。

 

頼れる自衛隊。

 

国道399号線。原発から35km地帯では、愛知県警が訪問者の免許所を控えていた。


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いわきで物資不足の原因となっている。原発事故に伴う放射線量の変化について。
いわきの知り合いが、政府発表は本当か心配だというので、実際に計測してみた。
政府発表の値が訪問時で1μシーベルト/hであったが、筆者が持って行ったガイガーカウンターの数値も同じであった。
屋外では1.05程度。室内に行くと、0.6~0.5程度。ちなみに、平常時の数値がこの機械の場合0.16~0.2程度である。
つまり、屋外で平常時の5倍、屋内で2倍強程度であった。
これならば、政府発表のとおり健康に影響はないレベルであると思われる。

このように、実際に測定をした結果、放射能については完全に風評被害であることがわかった。
物流業者はライバルが行かない今こそチャンスである。
常磐高速もいわき中央までは完全に開通しており、全く問題なく走行可能だ。

テンセント、新しい広告プラットフォームを開設。Googleや百度と競争へ

最近、テンセントは新しい広告プラットフォーム「智胜广告平台」(adwin.qq.com)を開設した。

情報によると、智勝広告(AdWIN)はテンセントが提供するクリック効果に基づいて料金をとる広告サービスプラットフォームである。
このプラットフォームには95%以上のテンセントの広告媒体が収録されている。
これにはQQ、ニュース、金融、QQ空間など40以上の製品ラインの広告資源を含む。

現在、国内のネット広告大手は主にGoogle、百度、アリママである。
今後、テンセントの智勝広告プラットフォームはこれらの広告主と競争することになる。

「中国からGoogleは撤退した」と勘違いをされている方も結構いるのだが、広告配信(アドワーズやアドセンス)はしっかりと中国でもやっています。
今回、テンセントがこの分野に進出したので、今後Googleや百度、アリママ等との激しい競争が展開されることになるだろう。

ビジネスSNSサイト「経緯網」オープン。ホワイトカラーを対象

伝統的なSNSサイトと違って、経緯網は25歳から45歳のホワイトカラーやビジネスエリートをターゲットとしている。
招待制のシステム以外に、申請モードも採用している。ユーザーは名前、職業、会社及び職務、メールアドレスなどの情報を提出。サイトの審査を経て会員になることができる。

智联招聘は大規模な履歴書データベースを持っており、また千橡互動集団はユーザーにweb2.0の付加価値サービスを提供することができる。
この2社の利点を生かして開設された経緯網は、ハイエンドユーザーのニーズを満たす機能を提供するという。

審査制というところが、面子を重視する中国の人々に受けるかもしれませんね。

テンセントなど7社の中国ネット企業連合、オンデマンド放送を構築

3月17日、乐视网、腾讯、激动网、迅雷、暴风影音、PPTV、PPSこの7軒のインターネット会社が共同で「电影网络院线发行联盟」を成立。
共同で有料の映画オンデマンド放送のプラットフォームを構築すると宣言した。
この連盟はインターネットを2番目に大きい映画の販売チャネルにすることを目的にしている。

乐视网の副総裁贾跃民によると、インターネットの有料オンデマンド配信モデルはすでに存在しているが、今回の連盟の成立は中国のインターネット映画の有料モデルをさらに発展させるだろうとしている。

贾跃民の紹介によると、連盟のメンバーは自分が持っている著作権のある映画を他のメンバーと共有し、それぞれのサイトの有料プラットフォームで提供するという。
連盟のメンバーの間では、有料映画のアップロード期間、画質、料金は統一される。
映画によって料金が違うが、大体は3元から10元程度(40円~125円程度)で視聴できるという。

なお、ユーザーが料金を支払ってから48時間以内は、映画を繰り返し見ることができるという。
また、有料配信モデルで提供されて2週間後にその映画は無料プラットフォームでも提供される。ただし画質は有料の時より劣化したものだという。

著作権に関心があるのかないのか。youku等で無料でみられるので、わざわざ金を払ってみる人がどれ程いるのだろうか疑問だ。

「盛大」型携帯向け小電力インスタントメッセンジャーシステム「有你」を開発

盛大のインサイダーによると、盛大(SNDA)は「有你」というモバイルIM製品の開発を推進している。
現在、この製品はすでに内部テスト段階に入っている。

情報によると、この製品はモバイルインターネットをベースにして実現されたもので、ユーザ間の24時間のコミュニケーションを目的としている。
このモバイルIM製品はトラフィックと電力を節約する機能備えていて関連する特許技術を持っているという。
盛大の技術スタッフによれば、この製品は今の流行っているモバイルIMソフトウェアより消費電力を40%以上削減することができる。

「有你」の特性は去年末に盛大がKik Messengerに基づいて開発したモバイルIM製品「kiki」と似ている。
しかし、この二つの製品はインターフェイスと機能が異なり独立して発展するという。
「kiki」はオンラインチャットツールで、「有你」は携帯向けのモバイルIM製品であるという。

IMソフト。たとえば日本でAUに搭載され話題となったSkype等を立ち上げておくと電池の減りがいつもより速いという経験をしたことがないだろうか。
筆者のアンドロイド携帯でも、電池の持続時間に2倍程度の差があるような感じである。

「有你」というソフトは、特許技術により消費電力が少ないという。
トラフィックの削減ということなので、IMクライアントとIMサーバとの通信回数(おそらくIMクライアントのIPアドレス情報の送信)を何らかの技術により少なくしたということなのだろう。
このあたり特許文を読んでいないので何とも言えないのだが、よほどの技術革新や何らかの仕組みがなければテンセントQQの牙城を崩すことは難しいのではないだろうか。