伝説の豆腐店車(自家用)も秒殺? 中国の峠が半端ない件

世界一の自動車生産数を誇る中国。
そうした自動車が若者の情熱と結びつき、上海では暴走族なども見かけるようになった今日この頃。
下は痛い車から上は走り屋仕様まで、様々な車が現れ、中国の世はまさに大ドライブ時代である。

さて、そんな中国の走り屋の間で人気なのが、豆腐店(自家用)の車が峠を走り回る日本のマンガである。
これは、群馬県榛名山などの山道が舞台となっている。


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 「この程度か」
中国走り屋軍団は鼻でフッと笑っていたのかもしれない。
恐ろしい峠が中国には存在するからである。
中国の掲示板に掲載されていた以下の写真。おそらく湖南省張家界の天門山ではないだろうか。

確かにここの峠は恐ろしい。筆者も走ったことがある(バスで)から間違いない。
あのマンガ風に走りこんでいたら、たしかに秒殺だろう。

我々はこんな道で鍛えられているのだ。日本の走り屋は大したことがないとネットに書き込む中国の走り屋。
たしかに、凄いし普通に死ぬだろうな。こんなところで遊んでいたら。

ちなみにこの山の上はこうなっています。

中国旅行への関心は薄れたまま。わざわざ行きたい人はあまり居ない

中国へ渡航する人はかなり減っているのではないだろうか?
そう思い、Googleトレンドの「上海旅行」「北京旅行」数字をみてみたところ、

あの日を境に急降下し、北京至っては検索人気度グラフが、地べたを這いつくばっている。
これは、旅行の話であるが、仕事で行く会社員の感覚も同じようなものではないだろうか?

企業がいくら進出したいんだ! といったところで社員のほうが行きたいかどうかはまた別の話だ。
リスク管理として、何かあった時に、こう守るとか具体的な話をするべきであろう。
以前、何かの本で、現地経験が長く中国に親近感を持っていたいわゆる中国通の人間が、殴られたかなにかで一気に中国に対して厳しい見方をするようになったとかそんな話を読んだことがある。
精通した人間の感情が逆転すると、知らない人間より説得力をもった強硬論がでてくることになる。
しかし、だからと言ってそのようなサポートを行うならば、今でも高い日本駐在の費用がさらにコスト高になってくる。

中国人労働者のみならず、日本駐在までどんどんコスト高に。企業としては踏んだり蹴ったりで限界ではないだろうか。

MacBookPro 15RetinaにWindows8を入れてみた。ドライバ・BootCampの問題対処法も

結論:MacBookPro Retinaでも問題なくWindow8は動作します。

マイクロソフトの最新OS Windows8が2012年10月26日に発売になった。そしてこれを書いてる今日は27日だ。
筆者は1200円でのアップグレード権を持っていたので、100元程度なら試しに入れてみるかということで、Windows7からアップグレードしてみた。

マイクロソフトが提供する専用のアップグレードソフトを利用すれば、取りあえずインストールは簡単にできた。
流れとしては、専用ソフトが現状のハードやソフトのチェックを行い、そのソフト内でダウンロード版を1200円で購入し、そのままインストールするだけだ。
チェックの時に、互換性がないとされるソフトはアンインストールさせられる。
※筆者の環境ではMSのセキュリティエッセンシャル(8では内蔵されているので必要ない)と、ウィジェット(この部分はメトロUIに引き継がれている?)の2つがアンインストールされた。
互換性が△と表示されているものもあったが、構わずアップグレードしたら大体のソフトなどはうまく引き継ぎができた。
やることといえば、ほとんど何も考えずに次へのボタンを押すだけである。

昔はフォーマットして一から入れていたもので、利用しているソフトも全て再インストールが必要だから時間がかかったものだが、今回はアップグレードしてもそのまま引継げるのでWindowsも進んだものだ。
まあ、再インストールという単純作業は人間がやることじゃないと昔から思っていたが。この点は良いのではないか。

しかし、筆者のPCはちょっと癖があるMacBookPro Retina。
そもそもMACOS用なのだから、Windowsがうまく動作しなくても仕方がない。

以下は、MacBookPro RetinaにWindows8を入れたところ起こった問題で、主に2つあった。
1.BootCampコントロールパネルが、何らかのブートローダーの書き込み権限に阻まれて動かない。
2.タッチパットのドライバがエラーで入らず、タッチパットが利用できない。

まず、1の問題は.BootCampコントロールパネル立ち上げ時に「起動ディスク設定にアクセス中にエラーが起きました」と表示され動かないものだ。

管理者で起動している場合はBootCampに起動ディスクの変更ができる機能があるので、引っかかってしまう。しかし権限のない一般ユーザーであれば起動ディスク変更機能のない状態ですんなり立ち上がる。
したがって、手っ取り早く言うと、Windowsの一般ユーザーでログインすれば、コントロールパネルを開きキーボードやタッチパットの変更をすることができる。
※最初に作ったWindowsのユーザーは管理者ユーザー。
さらに、メモ帳などで以下の文字列を書き、例えば「BootCamp.cmd」というファイル名にして保存、これを管理者権限で起動すれば、管理者権限でWindowsにログインしていても開くことができる。

runas /trustlevel:0x20000 "C:WindowsSystem32AppleControlPanel.exe"

この文字列は、管理者でログインしている場合でも管理者権限にしない状態でアプリを開くというコマンドである。
ブートディスクの変更はMACOS側でも可能なのでWin側から変更ができなくてもそれほど問題はない、というわけで取りあえず1の問題は解決した。

次に、2の問題だが、結果的には問題なくタッチパットを利用できるようになった。
ディバイスマネージャーをみると、ヒューマンインターフェースデバイス内の2つのドライバが認識されていない状態になっていると思われる。
この2つに対し、それぞれドライバーソフトウェアの更新を行うのだが、そのまま「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を何度やってもダメだった。
そこで、「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」で、「USB入力デバイス」を選択する。
これを2つともおこなうと、タッチパットが機能するようになる。
さらに、このように機能する状態にしたうえで「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を2つともおこなうと、何故か公式ドライバをきちんと認識する。
タッチパットに関しては普通に利用できるようになった。

タッチパットも含めすべて問題なく認識されている。

※インストール段階ではタッチパットが動作しないので、USB接続マウスを用意するのが無難である。操作がやりにくいので。

こうして、問題なくWindows8を利用できるようになった筆者のMacBookPro Retina。

Windows8へのアップグレードで何かメリットがあったかと聞かれればかなり微妙である。
最初使ってみるといろいろとやり方が変わっているので使いにくい。慣れれば使えそうではあるが。

いちいち時間を使うことに価値があるほど進化があるかといえば、今のところは何も発見できてはいない。
タッチパネルディスプレイのない従来のPCで使う限り価値はゼロどころかマイナスかもしれない。
今更、戻すのも面倒という消極的理由で筆者はこの微妙なWindows8を使い続けることになりますが。

使ってみると、メトロのところがマイクロソフトの宣伝ばかりなんですが。うーん。
Bingとか使えないサーチエンジンがデカデカと出ている時点でその他のタッチパット系OSに負けてしまっているような。
AndroidのGoogle狙いなのはわかりますが、実力がないとiPhone5の地図と同じで使えないのこの一言です。

京東商城 英語サイトをオープン。IPOへ向けての話題作りか?

投資家の大きな期待を背負い、中国のEC業界を駆け抜ける京東市場。
最近海外市場をターゲットとしたサイトをオープンしたという報道があった。
英語圏を対象にし、40万程度の商品を用意したというものだ。

これについて、さほどの売り上げを上げることはできないのではないだろうか。
海外にはebayやAmazonが存在するし、中国国内の物流的優位もなく知名度もない。
中国国内のように、国内企業が圧倒的に有利なインターネットに関する規制もない。
したがって勝利の見込めない「一応ある」程度のサイトである。

これは、実際に海外で商売をやろうというわけではなく、投資家向けの弁解だろう。
投資で回っている京東商城であれば、近いうちのIPOが必須であろう。
しかし、株式市場を取り巻く環境は非常に厳しいものがある。

そこで、かれらも投資家を説得する新たなる材料が必要なのだろう。
中国においては海外進出というものは成功した企業が行うものであり、今回の動きは京東が成功企業であることを印象付けようとする行動に過ぎないと思われる。

テンセント モバイル分野でのオープン戦略を発表。微信などを解放へ

「1年半前、テンセント(Tencent)はオープン戦略を発表した。その時は主にPCインターネットに対するもので、一定の成果を挙げてきた。
今はこのアイデアをモバイルインターネットに入れると考えている。現在のところは模索しているが、この方面の進捗状況に注意を払ってください」
最近、北京で開催されたモバイル開発者大会会議では、テンセントの会長兼CEOの馬化騰は基調演説でテンセントのモバイルインターネットオープンプラットフォームを構築するアイデアについて話した。

「微信」(Weixin)はテンセント初めてのモバイルインターネットに基づいたプラットフォームだと、馬化騰は最初に微信の開放について言及した。
「モバイル開発者のアプリが微信のAPPとインタラクティブ、統合、お互いに呼び出すとジャンプすることができるように、テンセントはAppの間に基づいたAPIを開発した。
また、微信に2次元コードの機能を付けた。それを利用すれば、他のオフライン事業者、コンテンツソースとの統合ができる」と言った。

現在、テンセントにおける最もアクティブなユーザーグループは携帯電話Qzoneにある。
テンセントはモバイルインターネットの体験と要求に従って、携帯電話Qzoneを再構築する予定だと馬化騰が述べた。
当然、最初から、オープンプラットフォームにエコシステムを作るために設計する必要があるとしている。

また、他のアプリが直接QQのアカウントとパスワードでログインできるようにするために、テンセントは試しにモバイルインターネットで「QQ互聯」(テンセント傘下のオープンプラットフォーム)を開放する予定だと馬化騰が表明した。
「現在のところはまだテスト段階にあるので、完全に開放していない。協力するために、テンセントは一部の開発者を選んだ」
例えば、最近非常に人気のアプリ「唱吧(Changba)」(無料のソーシャルカラオケモバイルアプリケーション)は最初のテストのリストに入ってる。
効果も非常に良くて、新規ユーザーの50%がQQ互聯の方法でアクセスしたのである。
また、「美丽说」Appの新規ユーザーの35%もQQアカウントシステムからのものである。
これは良いスタートだと言う。

馬化騰によると、ホスティングサービス、LBS(Location Based Services)、支払い、広告を現金に換えるシステムなどを含む、テンセントが開放することができるものはまだたくさんある。
LBSの開放について、携帯にも対応する新しい騰訊街景(テンセントのSOSO地図の町並み機能)は間もなく登場すると彼が述べた。
今後LBSのアプリケーションはテンセントの街景と地図APIを利用して、直接アプリケーションの中で所在地の実際の街並みのデータを表示することができる。

最も心配しているのはユーザーのプライバシーの問題とユーザーの体験の問題だと馬化騰が表明した。
「もし反響が良ければ、我々は良い管理メカニズムを確立することができる。我々はすべてのモバイル開発者にリソースを開放したい。これはプラットフォームにも、開発者にも有益なwin-winである。」と彼が語った。

馬化騰は特に中小開発者のための支援政策に言及した。彼によると、テンセントが出した新しい利益配分政策により、利益配分システムは中小創業者に手厚くするという。
アプリがプラットフォームに入った最初の数ヶ月では、中小創業者の資金が不十分なため、テンセントは一定のメカニズムを通じて収益を中小創業者に返還する。
モバイルオープンプラットフォームでもこの政策を取り入れると言う。

1年半前、テンセントはオープン戦略を発表し、また先ず最初にQzoneソーシャルネットワークプラットフォームを開放した。
それ以降、今年6月の時点でテンセントが彼らに与えた累計利益配分収入と開発者の実際の収入は既に10億元を超えたとしている。

日本のソーシャルゲームプラットフォーム会社なども、テンセントと提携しているとしているが、実際はコンテンツサプライヤーとして、テンセントのプラットフォームを利用しているだけであろう。
せいぜい「QQ互聯」等を利用する良くあるいちAPI利用者である。
しかも、プラットフォーム会社が他社のプラットフォームを使っているのだから日本のような高収益は期待できまい。それでも中国で商売できるだけマシというものかもしれない。

今後テンセントのモバイル分野の解放が進めば、少しでも日本のコンテンツをマネタイズするために、このプラットフォームを日本のゲームメーカーやプラットフォーム会社、映像コンテンツ会社等が利用することもあるだろう。

セキュリティソフトの奇虎360 敗訴上等 裁判で負ける度に有名に。しかし今回は?

裁判6連敗。しかしやるたびに有名になる奇虎360。
もはや、彼らにとって裁判は重要な宣伝手段となっているという。
QQや百度といった有名企業にイチャモンを付けて、有名になるということを得意とする彼らだが、

今回はある意味プロ、有名人・有名企業にイチャモンをつけるならこの人をおいて他にはないという「方舟子」に、360が狙われた。
いつもとは逆パターンなのである。

今は、方舟子と激しくやりあっている彼らだが、今回も有名になれるのか?
方舟子は、360の各種ソフト等がウィルスのようなものだと言っている。
ウイルス対策ソフトがウイルスだと言われてしまっているのだから、やはりまずいだろう。

と思いきや、

一般の中国の人にしてみればどうでもいいことらしく相も変わらずこのソフトが使われ続けているという。
このような理由で、大陸にはウィルスがうようよしているわけですので、中国ではウイルスに気を付けましょう。

欧州最大の家電小売店Media Markt 慎重な姿勢で中国ECに進出

10月18日、欧州最大の家電小売店メディアマルクト(Media Markt)電気は中国でネットモール(www.mediamarkt.cn)を立ち上げたことを発表した。
メディアマルクト電気の中国CEO浦绍博によると、ネットモールの登場は同社の中国でのマルチチャネル戦略の始まりである。
しかし、この計画の初期段階では、メディアマルクトのネットモールのサービス範囲は上海地域に限定されている。

紹介によると、メディアマルクトネットモール10月12日にオープンした。
10カテゴリの8000種類以上の商品を提供している。
現在のところ、実体の店で商品を受け取る方法と宅急便2つの運営モードを採用している。
今のところ、オフライン商店の40%の商品がネットで提供されている。今後は毎月オンラインで3000‐4000種類の商品を増やし、徐々にすべての商品をオンラインで提供する予定。
価格が常に調整されるため、オンラインとオフラインの価格は一致しないという。

現時点では、家電ネットショッピング分野では、京東商城、蘇寧易購、国美などのモールがあって、競争がすでに非常に激しい。
この分野で自分の場所を得ることはメディアマルクトにとっては大きなチャレンジになる。

メディアマルクトはEC分野の価格戦争には参加しないと浦绍博が述べた。
彼によると、今中国国内のEC分野の競争が激しいが市場はまだ飽和していない。一部の企業は低価格の赤字で市場シェアと引き換える戦略を採用しているが、それでは長く続かない。
最終的に、市場が企業の儲けを重視するようになるターニングポイントを迎えることになる。その時、一部の企業は淘汰されるという。

メディアマルクトは赤字で市場シェアと引き換えることはしないと浦绍博が強調した。
初期段階では、巨大な物流システムを構築しない。現在のところ、ネットモールは実体の店の倉庫を使っており配送も上海に限られている。
ネットモールと実体の店の合計投資額は2億ドルを超えないという。

現在、小売市場全体が落ちている状況により、メディアマルクト中国今年の発展は暫くネットモールに集中するが、実体の店舗の拡大にもあきらめないと彼が表明した。
今年は既にいくつかの場所を視察した。来年はまた新しい店を開設する。
現在のところ、中国では実体の店の場所選定とEC二重の課題に直面していると彼は正直に言った。

メディアマルクトは2010年11月に中国に進出。上海で7店舗をオープンしている。

中国人の81%「金持ちがより金持ちに、貧乏人がより貧しくなる」と回答 その原因は外国にある?

本部がワシントンにある米世論調査機関Pew Research Centerが最近に発表した調査内容によると、中国人が米国に対する態度が徐々に否定的な傾向に向かっていることを示している。
2年前に比べると、中国とアメリカの関係は「パートナーシップ」にあると考えている中国人の割合が68%から39%に、両国間の関係は「敵対関係」にあると考えている中国人の割合が8%から26%に増えた。

また、調査では、中国人回答者の92%は、両親が自分と同じ年の時の生活より自分の生活水準の方が優れていると考えている。
しかし、中国人が官僚の汚職、貧富の差、高い物価、食品の安全などの問題への心配は日増しに増えている。
回答者の81%が中国は、「金持ちがより金持ちに、貧乏人がより貧しく」なってきているという観点に対して「完全に」または「基本的に」同意する。

Pew Research Centerによると、今年の3月18日から4月15日まで行われたこの調査は直接3177人の中国成人にインタビューした。
この調査はこの機関が今年の春に21カ国で行った「Pew Global Attitudes」調査プロジェクトの一部である。
「中国人が米国への敵視感情が増えている」ということはメディアが最も注目する部分になっている。

10月17日、AP通信社がPewの調査データを引用し、米国とオバマ大統領が中国人への引き付ける力は弱くなっていると報道した。
2年前に比べると、米国が好きと表明した中国人の割合が58%から43%に落ちて、好きではないと表明した中国人の割合が37%から48%に増えた。
オバマ大統領に期待している中国人が52%から38%に減って、期待していない中国人が30%から41%に増えた。

CNNは10月17日に、米国だけではなく、中国が全世界に対する否定的な観点が増えているとした。
41%の中国人回答者は中国と日本の間は「敵意がある」と考えており、僅か30%の人が北京と東京はパートナーシップ状態にあると考えている。
また、回答者の39%が中国とインドは協力することができると考えている。2年前の53%よりずっと低い。

しかし、調査では、多くの中国人々はまだ米国の技術と民主主義を含む米国のソフトパワーに賛同することを示した。
世論調査の結果は、アメリカ式の民主主義が好ましいと考える中国人の割合は52%に達しており、好ましくないと考える29%を上回った。
これについて、「アメリカの民主主義の観点を受け入れる中国人の割合が2007年の48%から52%に上昇したが、わずか4%増で誤差範囲内であるので、中国ではアメリカの民主主義の影響力が本当に上昇したかは分からない」とAP通信社がコメントした。
報道は香港城市大学政治学教授郑宇硕の言葉を引用し、中国人が西欧型民主主義に対する要望には差し迫った緊急性がないと伝えた。
彼によると「西欧型民主主義に対する呼びかけが強くなっているが、中国人には政府に挑戦する政治的意志はない。
中国人は生活水準が過去30年間で改善されたことを理解し、彼らはまだ今後数十年でより大きな改善を期待している」

さらにPewの調査報告書によると、
「中国が10年に一度のリーダー変更期にあるときに、国が深刻な多くの問題に直面していると中国の民衆が考えている。
特に政治の腐敗、貧富の差、高い物価、環境の汚染などの、高度経済成長により生じたマイナス効果は民衆が心配する重要な問題になっている」

回答者の約48%が貧富の格差は中国現在直面している 「非常に大きな問題」だと述べた。
4年前にその割合は41%であった。官僚の汚職が1つの主要な問題だと思っている中国人の割合は4年前の39%から50%に増えた。
また、「中国は金持ちがより金持ちに貧乏人がより貧しくなってきている」という観点に対して、回答者の45%は完全に同意し、36%は基本的に同意し、その割合は81%に達している。

「中国社会の近年の急速な変化は全ての人に歓迎されるわけではない」外国の影響に対して、中国の伝統的な生活方式は保護されるべきだと回答者の60%が考えている。
調査報告書はまた、近年起きたいくつかの食品安全スキャンダル事件にしたがって、中国人が食品の安全への関心度は2008年の12%から41%に増えたことを示している。

外国企業や資本の影響で発展はして暮らし向きが良くなったことは認めるが、腐敗などにより「金持ちがより金持ちに、貧乏人がより貧しく」という格差問題が広がり好ましくない状況に陥っていると考えているのかもしれない。
中国の急速な変化が外国によって齎されたのだから、素朴にこの状況は外国のせいと考える向きも多いのであろう。もちろん、そう考えるように仕向けているのかもしれないが。
日本でも格差社会の主犯はグローバリズムだという話は良く聴く話である。その中国版といったところか。
全体的な底上げが実現しているが、それでも格差というものを快く思わないのだろう。
特に中国では、自らの意志や能力などではコントロールできない部分で、大きな格差が決まっているという思いが強いのではないだろうか。

自らの不遇と外国が繋がっているという考えから、日本のみならず米国やインド等とも敵対関係にあると考える人が大幅に増えているのだ。

iPhone組み立てで有名な富士康 学徒動員が明るみに

最近、メディアの報道によると、「富士康」(Foxconn)の煙台工場は実習名義で大量の学生を動員した。
中には、多くの16歳未満の学生が含まれているという。

報道によれば、今年9月から山東省煙台市政府は各職業高等学校、高等専門学校に学生を富士康に送って実習させることを要求した。
これらの学生の最低年齢は14歳であると報道されている。

これらの学生はライン作業で、専門には関係のない労働に従事している。
注文が殺到するため、学生たちは昼夜連続の突貫工事を余儀なくされた。休むことすら難しい状態であったという。
報道後、この事件は世論の大きな反響を引き起こした。

「富士康科技集団」10月16日の発表によると、メディアの報道は基本的に事実だという。
確かに一部の実習生は16歳以下で、現在は各工場に徹底的な調査を行い学生に謝罪するように促したと述べている。

この学徒動員事件は富士康と地方政府がコストの削減を求めるためだと経済学者謝国忠が述べた。
また、通信業界の高級アナリスト王志光は、今回の学生労働事件は富士康或いは郭台铭の指示によるものではなく、その工場の個別の行為だと考えている。

なお、富士康は煙台工場ではアップル製品は作っていないとしている。
しかし、中国のネット掲示板の論調としては、iPhone5制作が忙しいので、この工場にそれ以外の生産が回されて忙しくなったのではとか、ほかの工場でもやっているんじゃないのか? とか、工場単体の判断ではなく組織ぐるみではないかと疑念が呈されている。
また、この実習に行かなければ、学生は単位を貰えないのだから、ほとんど強制に近いという既述も見られた。

富士康といえばシャープに出資するしないで揉めていたホンハイの中国法人である。
今のところ、このような何でもありの工場には、コスト的に日本国内の工場は太刀打ちすることは不可能であろう。
しかし、今回の学徒動員事件はEMS(受託生産)というビジネスそのものが、急激に上昇する工員賃金に悲鳴を上げているということかもしれない。
世界の工場と言われた中国での生産も、まともにやっていたら、もはや割に合わないという時代に差し掛かっているのだ。

簡単 自前VPNサーバ構築 さらに海外からAndroid携帯で自宅の電話も使ってしまえ②

VPNだけなら前回の設定で構わないのだが、NTTの光電話対応ルーター(PR-200NE等)はSIPサーバとしても利用できるようだ。
それを見てしまった以上、そのSIPサーバも一緒に利用できないか? と思うのは当然だろう。
ちなみにこれからは、光電話対応ルーターにはPR-200NEが使われているものとして解説する。なおNTTの機械なら大体は同じだ。

さて、そのSIPサーバが使えると何ができるか? 日本にある家の電話を海外からでも利用可能になるのである。
もちろん、国内からでもネット接続があるかぎりどこでも自宅の電話の受発信ができる。
携帯から電話するより、自宅の固定電話から電話したほうが電話料金が安いのは言うまでもない。

使うためには設定が必要で、PR-200NEの設定画面をブラウザで呼び出す必要がある。
ブラウザのURL欄に192.168.1.1と入力すると、ログイン画面が呼び出され、IDとパスワードを入力して設定画面を呼び出す。
このあたり、プロバイダの設定と同じである。

設定画面呼出し後、電話設定>内線設定の内線番号3番に設定することにした。
3番の編集という部分をクリックすると設定項目が現れる。

■以下のように設定
内線番号:3 
ニックネーム:任意 
端末属性:音声専用端末
MACアドレス:必要なし  
ダイジェスト認証:行う
ユーザID:3(内線番号と同じである必要がある) 
パスワード:任意

ルーター側をこのように設定した後、
さっそくSIPクライアントをインストールしたAndroid端末を用意し設定、VPNを通して電話につないだが、発信は可能だが音は聞こえないし着信もできなかった。

動かない!

海外でも自宅の電話を使いまくるはずだったのに。
どうもNATで引っかかっているようで、2重ルーターになっているから仕方がないかもしれない。
もちろん、PCをPPTNサーバとして常時動かしておくなら簡単にできるのだが、なんとかPC無しでできないものか?

実は、NTTのルーター機能ありの光電話対応機器には2つに分離できるものがある。
筆者が試したPR-200NEも1つに見えるが実は2つだった。光電話に対応していない機械と、光電話サーバ・ルーターの部分に物理的に分かれている。
この二つの間は、普通のLANケーブルで結ばれていて、LANコネクタから外すことにより普通に分離することができる。

ここで整理するために、
・光電話に対応していない機械(ONU 光回線終端装置)=A
・光電話サーバ・ルーターの部分(CTU 加入者網終端装置)=B
・VPN対応ルーター(WZR-300HP)=C
※A、Bは一つの機器(PR-200NE)を物理的に分離したもの。
とする。

ここで、AとCを直結しつつ、Bのルーター機能は必要ないが光電話サーバだけはうまく使えないかという話になってくる。
こうすれば2重ルーター化することなく、自宅の電話を使うことができるだろう。

ネットワークの構成は以下のようにした。(IPアドレスは任意)

Aに3ポートハブを繋ぎ、残りのポートにBとCを接続する。PPPoEの認証はCで行う。
なお、BからPPPoEに接続しないように設定されているPPPoEのIDとPASSを消去する。フレッツスクエアも消去。
さらにCのDHCPサーバを利用するので、BのDHCPサーバ機能を停止する。
なお、それぞれのIPアドレスの変更等も行う。Cが192.168.1.1。Bは192.168.1.100など。
この設定を行った後に、BとCの1番ポートをLANケーブルで接続する。
もちろんCのVPN(PPTP)機能は有効にしておく必要がある。
これで、サーバ側の設定は終了。

Android側のSIPクライアントを使ってこのサーバにアクセスすることになる。
Androidには標準でSIPクライアントが搭載されているが、筆者の端末ではその機能が封印されていたので、
「CSipSimple」というアプリを導入した。

以前にBに設定した内線設定を参考にクライアント側も設定する。
ユーザー:3
サーバ:192.168.1.100
パスワード:内線設定で設定したもの。

このように設定しておけば、このサーバのネットワークに入れば自動でログインして光電話が利用可能となる。
海外や3G回線など、外部で利用する場合は、CのVPN(PPTP)に接続すればよい。

問題なく動いた!