【LINE傍受報道】チャットアプリは情報機関の草刈り場? 暗号で防げる?

様々なスマホ用のチャットアプリが巷に溢れています。
中国なら微信とか、日本でもスタンプ交換とかいって、LINEが流行っていますね。
これらのアプリの多くは、暗号化されているので安全だと言われています。

しかし、プリズム暴露で有名になった元CIAスノーデン氏の話が本当であれば、いくつかのチャットソフトは暗号化されているにも関わらず、その情報が情報機関に漏れているようです。
なぜ暗号化しているのに、情報が漏えいするのでしょうか?

アプリが自動付与する暗号の鍵がどのように管理されているか、ユーザーには把握できません。
筆者も、自分のチャットアプリの暗号鍵(秘密鍵)を見たことが有りませんし、どこにあるのかもわかりません。
そして、自分で管理していない以上、自分以外の見知らぬ管理者が鍵を第三者に提供したとしても、ユーザーには全くわからないわけです。
このように、暗号化をしていることと鍵の管理は別問題ですから、「暗号化しているから安全」とは必ずしも言えないわけです。
例えるなら、鍵がなければ絶対開かない強固な金庫にお宝を隠していたとしても、管理が杜撰で鍵を盗られてしまえばお宝も盗まれてしまうのと同じ理屈です。

さて、今回、LINEアプリについて韓国の情報機関がその情報を取得しているという報道がされました。
報道したのは、オリンパス事件で有名なFACTAというところですね。何か確証があるのでしょうか?
http://facta.co.jp/article/201407039.html
http://facta.co.jp/blog/archives/20140619001250.html

それに対して、アプリ会社側の反論ですが、
http://moriaki.blog.jp/archives/1988243.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/19/news133.html
暗号化しているから安全と書いてありますが、どうも反論としては話がかみ合っていない感じがします。

ここまで書いた通り、通信の暗号強度が世界最高水準であることと、鍵の管理が問題なくできているかは、関係が無いわけです。
また、管理といっても、社内的な管理問題に矮小化できるものでもないはずですが、話としては国家機関からの要請があっても”断れるかどうか”という単純な話にすぎません。
それを、一企業が拒否できるか、所属する一社員に拒否できるのか、外注会社が拒否できるのか、或いは仕様を知るその他関係者が拒否できるのか、どうでしょうか?
要請といっても、正式なものからそうでないものまで、いろいろなやり方が考えられるわけです。
このように、暗号とは何の関係もない泥臭い話になってくるわけで、今回の報道に至ったということは、このあたりの事情についてFACTAは何か掴んでいるのでしょうか?
FACTAは技術メディアではないので技術やら暗号に興味はないでしょうし、もし何かあるなら、こちら側から切り込んでくるのではないかと思います。
筆者がなんかかみ合っていないと感じるのはこの点です。

とはいっても、ユーザー側からすると、安全なようで実はダダモレかもしれないけど面倒だから気にせずそのまま使うという、程度の話ですが。
そんなことをいちいち気にしていても仕方がありませんし、スノーデンの暴露後も、筆者は普通にG社やらF社を使ってます。
どうせ大したことしていないし、気にしたり対処したりするのが面倒だからです。恐らく大多数の人がそうで、チャットアプリでもその例に漏れないと思います。
このように、利便性の観点から皆が構わず利用するので、この手の機関にとってチャットアプリが今後非常に重要な情報源になってくるってことだけはわかります。何しろ母数が大きいので、重要な情報も稀に流れているでしょうから。

米国はアプリケーションレベルより上層のOSを握っているから、どうという事は無いのでしょうが、その他の国々にとっては多数の人々に同じソフトインストールさせるチャンスです。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303350404579635043054829868
現在、東南アジアでこれらのチャットアプリが激烈なシェア拡大競争をしているようです。

海上での衝突なども伝えられる地域ですので、各国の機関にとっても、どの国のチャットアプリがこの地域でシェアを獲得するかは気になるところなのかもしれません。
また、良くできた自国製のアプリがあるので、他国製のアプリが中国で流行らないのも当然かと思います。

他国が戦略的に企業を育てる中で、日本には有望なチャットアプリがありませんので、ひたすら情報を取られる側といういつものパターンになってしまっているわけですが。
なにやらかわいい絵文字がでるソフトが、いかにも兵器っぽい新型の空母や戦車よりも、はるかに強力な戦略兵器として応用できるというのは電子戦時代ならではなのでしょう。

前出の記事については、続報が待たれるところで、スノーデンの時みたいに、より具体的な根拠が示されるかが焦点になると思います。
逆に続報がなければただの憶測ということになりますが、どうなんでしょうか。

ロイヤルホスト、中国から撤退へ 従業員も定着せず……だそうです

ファミリーレストランのロイヤルホストが中国からの撤退を決めたようだ。上海 徐家匯のあの店のことだと思うが、中国のせいというよりは、ここの経営の問題だったのではなかろうか。

従業員の入れ代わりの問題=管理や給料水準の問題。客が居ないから昇給せず、だから士気も上がらず定着しないという、中国進出企業に良くありがちな負のスパイラルに突入していたのだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000013-asahi-bus_all

この店、実は数年前に数回行った記憶がある。当時の手記がこのブログにあった。

突っ込み能力に恵まれた中国女性と、某日系レストランにいってみた。(2011-11-28)
それは上海の渋谷ともも秋葉原とも言われる某所にある日系の洋食レストランに行った時のこと。
一言、「場所が良いのに客が居ないね。絶対赤字でしょ」
確かにその通りで、他の店には行列ができている。

お勧めだったので注文したオニオンスープを飲んで一言。
「まずい。こんな甘いスープを出したら、中国人の客は逃げるよ」
まあ、日本人でもどうかと思う味だが。
「これがお勧めだなんて、どうかしている」
確かにその通り!
続き
https://chinese-homepage.com/modules/d3blog/details.php?bid=708

まあ、結局のところ、ツッコミ能力に恵まれた中国女性の言う通りになりました。
彼女が総経理になっていたら、成功したかもしれん。。。。
少なくても、ブログには書いていないが、2011年の時点での撤退を進言していたので、赤字は抑えられたはずだ。

逆にあの客入りで今まで続いていたのがスゴイ!

日本人にフレンドリーなウズベキスタンという国

ウズベキスタンに行き、いろいろと見てきました。
何よりも驚いたのが、ほぼ中国の人に会わなかったことで、これは中国西部との距離が近いだけに意外な感じでした。

唯一中国の方と会えたのは、中華料理屋をやっている方々で、中国語と話しかけると天津出身だとかいっておりました。
中国人が作っているので、この中華料理なかなかおいしかったですね。

さて、圧倒的な購買力をもつ中国人観光客がいないとどうなるか?
それは、次に購買力を持つ日本人が自動的にターゲットになるわけで、東洋人をみるとみな「コンニチハ」とか「ヤスイヨ」とか日本語で話しかけてきてくれます。

今回の旅行に参加された方は、放浪CTOもビックリの歴戦の強者でチベットや南米なんて当たり前という方々ばかり、そういった方々の話によると最近はどこに言っても「ニーハオ」と言われるそうです。
みなさん、そういわれると一瞬ムムっと思うそうですが、最近は仕方がないと慣れていたところに、今回のウズベキスタンでは「コンニチワ」ですから、ウズベキスタンは良い国だという話をされておりました。

さて、あまりに売り込みが激しいときは、さすがにコンニチワといわれても鬱陶しくなってきます。
そこで、私が逆に「ニーハオ」というと、彼らは一瞬不思議そうな顔をして、あれ? 関係ない人に話しかけてしまったと言う感じで、笑いながらそそくさと退散して行きました。

このように、この国はある意味ゆっくりした平和な感じがする国ですが、
だけど5年後はわからない、今は中国との人の往来が少ない状況での静けさのようで、今後変わっていく前兆はいたるところにありました。
すでに中国の物品が大量にならんでいて中国の影が大きく見受けられたのです。

日本はといえば、ODAは頑張っているとのことでしたが、滞在中にみた日本製品はといえばトヨタ車3台、いすゞ(合弁工場があるらしい)とシャープと東芝のテレビを見たくらいで、辛ラーメンやギャラクシーSをどこでも売っている韓国にも大きく後れを取っているようでした。
リスクを恐れるあまり、今一つ攻め切れていない日本企業の姿がここにも浮かび上がってくるのです。

経済大国という印象から日本語を勉強する人はかなり居るようで、ふいに入った化粧品店の若い売り子さんが流暢な日本語で話しかけてきたこともありました。彼女いわく日本語は現在全く役には立っておらず徐々に忘れていると言っておりました。
日本の企業が進出しなければ、ガイド等になるくらいしかあまり日本語の使い道がないわけで、そういった職業につかなければ宝の持ち腐れとなってしまうので勿体ない話です。
こうして、日本語ではなく、中国語や韓国語をやったほうがいいという話になり、日本の影響力が徐々に低下して行く現場を見たような印象をうけました。

5年後は、「コンニチワ」ではなくて「ニーハオ」と言っている姿が今から目に浮かぶわけです。
せっかくフレンドリーな国なのに残念です。
そうならないように、日本企業にはもっと積極的に攻めてもらった方がいいのですが。今の感じだと内向きになっているので難しいのかもしれませんね。

観光地としては、非常に面白い場所なので、企業がいかなくても、日本人が観光に行って東洋人観光客首位の座を守ってほしいところです。時差も4時間ですので大したこともなく筆者は全く時差ボケにはなりませんでした。飛行機ではハワイと同じくらいの所要時間です。それでいて、日本とはまったく別世界ですから素晴らしい。

6月6~13日という夏の時期だったので暑かったですけど。


ヒバのミナレットから


ブハラ。


天然ガスが豊富とのこと。


中国語発見。サマルカンドへ向かう途中のガススタンドにて。このタイプの冷蔵庫たくさん見かけました。


異国と言う感じがします。


サマルカンド